FitnessCreatorのブログ

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2022/11/25 No,3397 組み合わせで起きるビタミン喪失の弊害☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

ビタミンが食材から失われてしまう流れは多々ありますが、

組み合わせによる弊害もあります。

以前乳製品について書いた際、

牛乳に含まれるリン酸が鉄と結合し、

リン酸鉄に変化してしまう旨を書きました。

リン酸鉄は体内で使用できないため排出されてしまうので、

乳製品を摂ると鉄欠乏性の貧血になるわけです。

 

fitnesscreator0609.hatenablog.com

 

要はビタミンも似た様なことが起きて摂取が憚れることがあるということ。

例えばビオチンという水溶性ビタミンは、

卵白に多く含まれるアビジンと結合してしまい、

腸管からビオチンが吸収されるのを阻害します。

 

アビジンは4個のサブユニットから成る糖タンパク質です。

各サブユニットに1個のビオチンが結合してしまうのですが、

非常に強い結合形態で体内でそれらが分解されることはまずありません。

実験用マウスをビオチン不足にする際、

生の卵白を投与するくらいアビジンの効果は高いということですね。

 

fitnesscreator0609.hatenablog.com

 

また、ビタミンB1チアミン)も同様なケースが考えられます。

チアミナーゼ(アノイリナーゼ)という酵素によって分解されて、

チアミンはビタミンとしての活性を失います。

ではチアミナーゼが含まれる食材はと言えば、

貝類、甲殻類(エビやカニ)、淡水魚の内臓、シダ植物(ワラビやゼンマイ)など、

一般的な食材です。

生卵白のアビジンと同様に、

食材を加熱すればチアミナーゼ代謝されますから、

チアミンが分解されることはありません。

 

fitnesscreator0609.hatenablog.com

 

これらの変換は自然的なものなので害を悲観することはありません。

先に挙げた食材を食べる際、ビタミンのことを考えるのも大変です。

生の食材を食べる際に思い出せば良いという程度のものですね。

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

 

※ダイエットのポイント

・一度に多くのことをやりすぎないこと

・なぜ痩せたいのかを言語化、視覚化して忘れないこと

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・食べてはいけないものを理解する

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