FitnessCreatorのブログ

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2022/10/18 No,3359 ビタミンB1概論☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

今日からビタミン各論を書いてみます。

専門的ではありますが、

重要性を理解する上でも大切な背景になります。

 

今日はビタミンB1チアミン)について見てみます。

日本では1910年に鈴木梅太郎氏が米麹から抽出し、

脚気の治療に必要な栄養素としてオリザニン命名したのが始まりです。

 

チアミンは体内でリン酸基が付加されることでチアミンピロリン酸代謝されます。

チアミンピロリン酸アルデヒド基転移の際の運搬体として、

各種の保因子として働きます。

つまり多くの代謝活動のサポートをしていて、

チアミンが不足すると代謝が円滑に行われません。

 

チアミンピロリン酸にもう一つリン酸基が結合することで、

神経細胞間のシナプス小胞アセチルコリンの遊離を促進し、

神経伝達にも関与しています。

神経伝達物質はそのバランスが重要で、

過剰も不足も許されない絶妙なバランスが求められます。

その調整にまでチアミンは関与しているということです。

 

不足していけば重篤な症状にまで繋がりますが、

主なそれは心不全や末梢神経障害です。

末梢神経障害はウェルニッケ脳症とも言われ、

意識障害精神障害を引き起こす病気です。

 

下肢のむくみやしびれも引き起こし、

末梢神経障害由来のものは脚気と言われ江戸時代から恐れられていたものです。

 

主に糖の分解や代謝に関わる酵素のサポートをするため、

チアミンを摂取することで糖代謝が上がることで有名です。

フィットネス業界ではその情報が出回り、

ダイエットサプリメントなどに活用されるケースもありますね。

 

細胞のエネルギーも不足してしまうため、

だるさや疲労、動悸、息切れ、臓器の機能低下を引き起こすでしょう。

 

脳のエネルギー不足も引き起こし、

判断力は低下して無気力になり、

憂鬱さや臆病さが増すか、興奮状態になったりもします。

 

神経伝達の障害を引き起こし、

四肢のしびれや知覚麻痺が起きるケースもあります。

 

一般生活において気をつけるべきは後にまとめますが、

不足してはいけないということだけ覚えておいてほしいと思います。

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

 

※ダイエットのポイント

・一度に多くのことをやりすぎないこと

・なぜ痩せたいのかを言語化、視覚化して忘れないこと

・痩せている自分を強烈にイメージすること

・運動不足であり、食べ過ぎであることを自覚すること

・運動よりも先に、食事の改善をする

・20:00までにその日の食事を終わらせる

・夜中に食べるなら、食物繊維が多い食事を

・食べてはいけないものを理解する

・空腹の時間を必ず1日一回は作る

・満腹になってはいけない

・早く寝て、早く起きる

・好きでなければ、長距離のランニングはしない

・運動が苦手な場合、適切な筋トレを行う

基礎代謝を上げる

 

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・ダイエットの基本習慣

・炭水化物の真常識

・油で病気を防ぐための基礎知識

・腸内環境の整え方

アンチエイジングの大原則(見た目年齢の改善方法)

 

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