こんにちは、T.W_nicolです。
昨日に引き続きこの季節ならではのことを。
代謝が落ちてしまう時期ですから、
いろんな症状が重なり合って出てきます。
一つが五月病ですね。
しかしきっかけは春になって暖かくなり、
代謝が落ちてしまうことが根本にあります。
代謝が落ちると睡眠に支障をきたします。
睡眠はまだまだ解明されていないことが多いのですが、
少なくとも自律神経が深く関わっていることは確かなようです。
代謝が起きると行動意欲が失せてしまうもので、
運動習慣はもちろん日常の行動も最小限になります。
つまり交感神経を優位にする機会が減ってしまう。
もちろん仕事も家事も、やらなければならないことには時間を使いますが、
自律神経の高まりは小さくなり、
活動そのものを自分で制限してしまいます。
自律神経はバランスが大切で、
交感神経が優位になる時間帯と、
副交感神経が優位になる時間にメリハリが大切です。
脳を使うことだけではなく、
身体を使うことが交感神経優位の時間帯では必須なのです。
そして、この時期はそれが減ってしまう。
ですから交感神経の高まりが減り、
結果として副交感神経の高まりも減ってしまいます。
睡眠に障害が起きるのはこのためです。
もちろんそれだけが要因ではありませんが、
時期的要因として最も大きいのがここでしょう。
睡眠に支障が出れば脳そのものに支障が出ます。
精神的に疲れてやる気が出ないこともあるでしょう。
五月病と言われる症状は睡眠と精神に何かしらの症状が出ている状態です。
仕事や学校、家庭も四月から変化は大きく、
そしてそこに少し慣れてきたら今度は身体の反動を修正しようとします。
それが五月病として出てしまうのです。
解決策はシンプルで、
刺激を与えることです。
興奮する時間を設けることですが、
それは楽しいことをするでも良いですね。
原始的なことでいえば脳幹を刺激する方法。
それは寒さ、暑さ、空腹(飢餓)、そして恐怖です。
これらは人間が自身の本能を呼び覚ます手段で、
それを体験すると反動で身体の調子は良くなります。
運動も同じです。
五月病の症状が出ている方は、
何か一つ試してみるのも良いでしょう。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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