こんにちは、T.W_nicolです。
昨日に引き続きたんぱく質の弊害を書いてみます。
たんぱく質が身体に溢れてしまうと、
実は大きな病気に繋がります。
β-アミロイドというたんぱく質が多く作られてしまうことで、
脳の松果体が委縮して記憶障害が起きてしまいます。
たんぱく質が増えると大きな病気に繋がるのですが、
それは悪性たんぱく質が増えた場合の話です。
前回書いたようにミスフォールディングたんぱく質や、
変性たんぱく質などが増えてくると病気のリスクが上がります。
たんぱく質の生成は非常に繊細で、
普通に生成していても75%くらいしか成立しないたんぱく質もあります。
CFTRというたんぱく質もそれに該当しますが、
このたんぱく質の失敗作が嚢胞性繊維症という病気を引き起こします。
生成過程で98%は失敗してしまうと言われるたんぱく質です。
それだけ難しいたんぱく質生成ですが、
悪性たんぱく質によって引き起こされる病気は多いです。
クリスタリンの変性で起きる白内障、
αシヌクレインによって起きるパーキンソン病、
SOD1によって筋萎縮性側索硬化症などなど、
重い病気のリスクが上がるのです。
単純にたんぱく質の生成が失敗しているだけではありません。
現代社会はそれが出来ないような仕組みになっています。
明日はその代謝についてお伝えしますが、
たんぱく質の摂りすぎが病気に繋がることを覚えてほしいと思います。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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