こんにちは、T.W_nicolです。
今日はビタミンKの働きと欠乏症についてまとめてみます。
まずビタミンKがなければ生成出来ないビタミンK依存性たんぱく質が存在します。
それらはビタミンKの酸化還元反応を中心に
ビタミンKの酸化還元反応を中心とした反応をビタミンKサイクルと呼び、
酸化と還元を繰り返し、再びグルタミン酸の代謝に利用されます。
この過程で生成されるたんぱく質がビタミンK依存性たんぱく質です。
具体的には、
血液凝固に関わるたんぱく質として、
・第II因子(プロトロンビン)
・第Ⅶ因子
・第Ⅸ因子(クリスマス因子)
・第Ⅹ因子(スチュアート因子)
ビタミンKが欠乏すると、血液が固まらなくなります。
新生児や乳児ではビタミンK欠乏性頭蓋内出血や、
腸内出血(新生児メレナ)が起きます。
タール様の黒色便などで判断します。
骨に存在するオステオカルシンもビタミンK依存性たんぱく質です。
ビタミンKが欠乏すると骨密度が低下するのはこのためです。
出産時の女性は骨を柔らかくして産道を通りやすくするため、
ビタミンK濃度を低下させていると言われています。
カルシウムの沈着(石灰化)を抑えるマトリックスGLAたんぱく質も、
同じようにビタミンK依存性たんぱく質です。
ビタミンKが不足すれば動脈の石灰化が進行してしまいます。
その他、血液凝固抑制因子、GAS6、ペリオスチン、Gla-rich protein、
などが知られています。
主な働きは血液と骨に関わるもので、
不足すると危険な症状が多いですね。
逆に過剰になると溶血性貧血や過ビリルビン血症などが知られていますが、
他の脂溶性ビタミンと比べても蓄積性は低いです。
医療行為として抗血液凝固薬(ワルファリン)などを摂取している場合、
ビタミンKの過剰摂取は危険ですね。
長くなりましたが、ビタミンKに関しては以上です。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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