FitnessCreatorのブログ

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2023/3/6 No,3499 鉄のサプリメントは危険が多い☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

昨日は意外に知られていない牛乳貧血について書きました。

幼児から牛乳を飲ませてしまう親は多く、

病院や企業側も牛乳を積極的に飲ませようとします。

貧血以外の病気のリスクも上げますから、

決して飲ませないよう気をつけてほしいと思います。

 

血液検査等で鉄欠乏性貧血か確認する場合、

ヘモグロビン濃度(HGB)や

ヘマトクリット値(HCT:血球の堆積の割合)、

平均赤血球容積(MCV)、

平均赤血球ヘモグロビン量(MCH)などを調べて、

その量が低下していることを確認します。

 

そしてその裏付けとして、

血清中の鉄の量(血清鉄)と、

鉄と結合して運搬しているトランスフェリンの量を調べます。

 

鉄欠乏性貧血の場合、

血清鉄の低下や

鉄と結合していないトランスフェリン(UIBC:不飽和鉄結合能)が

増加することになります。

一般的に鉄のみで活動することは少なく、

鉄は何かと結合します。

結合する能力をTIBC(総鉄結合能)と言い、

鉄が不足しないようこの能力は上がるはずです。

 

また、貯蔵鉄の量を推定するために

フェリチンというたんぱく質を測定もします。

フェリチンは鉄を内包して貯蔵するたんぱく質です。

鉄欠乏性貧血の場合は必ず貯蔵鉄が使われて減少するため、

血液中のフェリチン量が減っていれば鉄欠乏が確認されます。

 

欠乏自体も問題です。

しかし鉄は一部で過剰になることも多いですね。

それが鉄剤やサプリメントです。

これらの選択方法もありますが、基本は緊急時のみ使用すべきです。

 

フェリチンが過剰の場合は

・ヘモクロマトーシス(鉄堆積症)

再生不良性貧血

・肝炎

白血病

悪性リンパ腫

・多発性骨髄腫

心筋梗塞

などが起こりやすくなっています。

 

鉄は不足よりもむしろ過剰症の方が危険視すべきと思いますが、

明日はまず不足の原因とその予防法を簡単に触れてみます。

 

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

 

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