こんにちは、T.W_nicolです。
今日もミネラルについてです。
ミネラルの吸収や排出には腎臓や消化管の機能が深く関わっていますが、
ホルモンによって調整されるケースもあります。
ですからホルモンの分泌量やその性能如何によって、
ミネラル濃度の調整に影響が出てしまうということですね。
血清中のミネラル濃度を腎臓が調整する場合、
ホルモンによってそれが行われることがあります。
カルシウムの場合は上皮小体ホルモンやビタミンDが腎臓に働きかけて、
血清カルシウム濃度を上げる方向に働きます。
ビタミンDはホルモンの働きをすることで有名ですが、
仮にホルモンが異常に分泌してしまったり、
サプリメントや服薬で多量に摂取してしまうと、
血液中のミネラルバランスが全て狂ってしまいます。
ホルモンとは少し離れますが、
イオン化されずに他のたんぱく質と結合しているミネラルは、
たんぱく質の構造異常や機能異常が起きるとミネラルバランスは崩れます。
ストレス、飲酒や喫煙などで起きるもので、
現代人は多くの人がそれに罹っていると言えるでしょう。
また、運動不足によって骨が刺激されない生活を送るケースも、
ミネラルのバランスが崩れます。
骨は主にカルシウム、リン、マグネシウムのミネラルが使用されていますが、
刺激がなく成長の意図がないと身体が判断した場合、
これらのミネラル貯蔵量を減らして軽量化してしまいます。
骨芽細胞よりも破骨細胞の働きを活性化させてしまうということですね。
結果としてミネラルの貯蔵量が減り、
骨粗鬆症のリスクも上がるということです。
これらの要因は生活習慣全般が影響して、
ホルモン、たんぱく質、骨に異常が起きてミネラルの影響が出るケースです。
誰もがミネラル異常を起こしていると言っても過言ではありませんね。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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