こんにちは、T.W_nicolです。
昨日からマグネシウムについて書いています。
その重要性は現代においてはカルシウム以上とされていますが、
カルシウム信仰から離れない日本の医療関係者は管理栄養士は、
乳製品を必死に勧めてしまうほどズレているのが現状です。
カルシウムとマグネシウムは拮抗関係でもあり競合関係でもあり、
そして助け合う関係でもあります。
しかしマグネシウムはカルシウムと異なり、
325種類もの酵素活性に関わり、
そしてカルシウムにとっての骨のような貯蔵庫がありません。
使用頻度が高いにも関わらず貯蔵が苦手というミネラルです。
それでもカルシウムと同じように重要です。
その例として以下の特性は代表的です。
・MgとCaは共に元素周期表における第二族の元素であり、
似通った挙動を示す
・体内では同じたんぱく質に結合することが多い
・平滑筋の電位依存性のチャネルなどにおいて、
MgとCaは競合関係にある
・ミトコンドリアなどの細胞小器官において、
MgとCaが対象の動作のスイッチとして使用される
・Caを汲み出すポンプのエネルギー源として、
ATP-Mg2+複合体が使用されている
これらの働きはMgとCaの関係が深く、
その体内比率と外部からの摂取比率の重要性が高いことを意味します。
特に貯蔵が苦手なマグネシウムの摂取が減り、
カルシウムだけを摂取すれば相対的にマグネシウム不足になるということです。
特に現代人に起きやすい内科的疾患の諸症状には、
酵素活性とATPに関する働きが重要です。
明日はそこを詳しくみてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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