こんにちは、T.W_nicolです。
今日はカルシウム濃度に関わるビタミンDとカルシトニンについて書いてみます。
まずビタミンDですが、以前も同様に書きました。
fitnesscreator0609.hatenablog.com
簡単に補足をすると、
ビタミンDのカルシウム濃度を上げる作用は、
PTH(パラソルモン)とビタミンDが揃って初めて正常に働きます。
両方揃わないと正常に働かないということは、
パラソルモンの生成とビタミンDの摂取・生成が適切かどうかです。
対してカルシウム濃度を下げる働きを持つカルシトニンの働きですが、
カルシトニンは甲状腺に存在する
傍濾(ぼうろ)細胞(=C細胞)によって主に生成されます。
アミノ酸32個のペプチドホルモンで、
血中カルシウム濃度の上昇により分泌が促進されて、
反対にカルシウム濃度が低下すると分泌が抑制されます。
主なカルシトニンの働きは以下です。
①破骨細胞に働いて骨吸収を減少させて、骨新生を促進する
②破骨細胞の形成そのものを抑制する
③腎臓でのカルシウムの再吸収を抑制する
(=尿中へのカルシウム排泄を促進する)
④腸管からのカルシウム吸収を抑制する
カルシトニンの分泌は主にカルシウム濃度上昇がきっかけですが、
ガストリン(胃のG細胞から分泌されるホルモン)、
コレシストキニン(小腸のI細胞から分泌されるホルモン)、
ドーパミン(脳内ホルモン)、
エストロゲン(女性ホルモン)、
によっても分泌が促進されます。
ビタミンDもカルシトニンもカルシウム濃度の調整に不可欠です。
何回もカルシウム濃度の調整について書くのは、
摂取以上に調整が重要なミネラルだからですね。
明日は食事からのカルシウム摂取について書いてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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