こんにちは、T.W_nicolです。
今日は昨日に引き続きビオチンについてです。
その働きと、不足・欠乏した場合の症状について書いてみます。
まずビオチンはピルビン酸カルボキラーゼの補因子として働いています。
この酵素は解糖系において、ピルビン酸をカルボキシ化してオキサロ酢酸に変換します。
解糖系を円滑に行うために不可欠な酵素ですが、
ビオチンがなければ働けないということです。
その他の酵素にも補因子として関与しますが、
ビオチン酵素と呼ばれることもあります。
それらはカルボキシル基転移酵素で、
・アセチルCoAカルボキラーゼ
・プロピオニルCoAカルボキシラーゼ
・3-メチルクロトノイルCoAカルボキシラーゼ
などが挙げられます。
ビオチンは腸内細菌が生成する貴重な栄養素ですが、
反応の多い代謝に関わるため不足させると諸症状起きます。
特に皮膚や粘膜の灰色退色、落屑(らくせつ)、湿疹、
あるいは脂漏性湿疹、アトピー性皮膚炎、脱毛、白髪、結膜炎、
筋肉痛や疲労感、不眠、血糖値上昇、食欲不振、神経障害、糖尿病などが挙げられます。
動物を用いた実験では、妊娠中にビオチン不足状態になると、
母体の胎児に奇形が誘発されるという報告があるようです。
口蓋裂、小顎症、短肢症、内臓形成障害などがその奇形症状です。
腸内環境が整っている事がまずは前提ですので、
食性は気をつけてほしいと思います。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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