FitnessCreatorのブログ

フィットネスクリエイターのT.W_nicolです。皆様の健康を創造したいと願っています。

2022/10/21 No,3362 ナイアシン概論②☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

昨日に引き続きナイアシンの働きを書いてみます。

ニコチン酸とニコチンアミド(ニコチン酸アミドとも呼ばれます)の総称がナイアシンですが、植物性食材に含まれるか動物性食材に含まれるかで区別されます。

 

体内に入ればニコチン酸はニコチンアミドに変換されることになります。

単体でもニコチン酸の働きは強いですから、

どちらを摂取してもビタミンとしての働きは強いわけです。

 

食物から摂取したナイアシンも、

トリプトファンから体内で生合成されたナイアシンも、

体内でニコチンアミドアデニンジヌクレオチドNAD)、

もしくはニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)に変換されます。

 

酸化還元酵素の補因子として糖質、アミノ酸、脂質を代謝し、

循環系や消化系、神経系の働きを促進する働きもあります。

 

ナイアシンが欠乏するケースは現代では稀に感じますが、

それはあくまで表面化していないからだと考えられています。

最も有名なナイアシン欠乏症はペラグラですが、

トウモロコシを主食とした民族に多く発症することで有名になりました。

 

トウモロコシにもナイアシンは含まれていますが、

種子の中に特殊な形で含まれています。

その特殊な形状をナイアシチンと言い、

残念ながらヒトはそれを分解する酵素を持っていないため、

ナイアシンを利用することができないでいました。

 

ペラグラはナイアシンが不足した状態で日光に当たると発症する病気で、

光線過敏症や赤い発疹、吐き気や嘔吐、便秘などの消化器系症状が起きます。

症状が進むと喉や食道に炎症が起き、

疲労や不眠、無感情を経て脳機能障害による錯乱、

幻覚や健忘など重篤な症状が起こり死に至るケースもあります。

 

これはナイアシン欠乏のペラグラ症状ですが、

軽度ではあっても不足して起きる症状はまだあります。

明日はそれを紹介します。

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

 

※ダイエットのポイント

・一度に多くのことをやりすぎないこと

・なぜ痩せたいのかを言語化、視覚化して忘れないこと

・痩せている自分を強烈にイメージすること

・運動不足であり、食べ過ぎであることを自覚すること

・運動よりも先に、食事の改善をする

・20:00までにその日の食事を終わらせる

・夜中に食べるなら、食物繊維が多い食事を

・食べてはいけないものを理解する

・空腹の時間を必ず1日一回は作る

・満腹になってはいけない

・早く寝て、早く起きる

・好きでなければ、長距離のランニングはしない

・運動が苦手な場合、適切な筋トレを行う

基礎代謝を上げる

 

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・ダイエットの基本習慣

・炭水化物の真常識

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