こんにちは、T.W_nicolです。
今日はNMNとNAD、そして筋肉のインスリン感受性について見てみます。
インスリン感受性が低い人は
糖を取り込んでエネルギーに変えることが苦手です。
糖尿病患者はインスリン感受性が低く、
食後の血糖がなかなか下がりません。
余剰の糖分が全て脂肪細胞に貯蓄されます。
NMNを投与することで骨格筋のNAD濃度が高まります。
正確には骨格筋中の末梢血単核細胞のNAD+濃度が高まります。
末梢血単核細胞とは単一核を有する血液細胞の総称で、
T細胞、B細胞、単球、マクロファージなどが含まれます。
核を持たない赤血球や血小板、多核をもつ顆粒球は含まれません。
筋肉中のNAD+濃度が高まることで筋肉のインスリン感受性が高まります。
筋肉が血糖を取り込んで利用する割合は増えて、
糖尿や肥満は改善されるという仕組みです。
NMNは骨格筋のリモデリング(再構築)に関わります。
リモデリングのプロセスに関わる遺伝子の発現を
NMNは促進する働きがあり、
特に筋肉細胞の成長を増殖を調節する
血小板由来成長因子(PDGF)の遺伝子発現を増加させることがわかっています。
筋肉の発現とNMNが関わることが非常に大きな事実ですね。
運動により筋肉質を向上させることはできますが、
遺伝子レベルでの変化は運動では難しいでしょう。
NMNが欠乏する習慣を送れば尚の事筋肉の質は低下して、
糖尿病や肥満の症状が進んでしまうという事です。
治療薬ではなく栄養素でこういう結果が見込めるということは
副作用もなく病気の改善もできるということですね。
明日はNADの生成と肝臓について見てみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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