FitnessCreatorのブログ

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2023/7/18 No,3633 なぜメラトニンががんを抑止するのか③

こんにちは、T.W_nicolです。

 

今日はローキナーゼ(ROCK)とメラトニンの関係についてです。

メラトニンはがんを抑制する働きがありますが、

直接メラトニンががん細胞を撃退するわけではありません。

環境を悪化させることでがん細胞の増殖を防ぎます。

 

ローキナーゼ(ROCK)=Rhoキナーゼは

がん細胞が増殖するのを結果的に助けていて、

ローキナーゼの働きをメラトニンが抑制することで

がん細胞の増殖を防いでいるということです。

 

がん患者はローキナーゼが

過剰に発言していることがわかっているため、

がん細胞にとってはローキナーゼは都合の良い物質ということですね。

 

そもそもローキナーゼのRho(ロー)は

低分子量Gタンパク質をコードする遺伝子の一つで、

その遺伝子によってRhoタンパク質が作られます。

Rhoタンパク質はリン-スレオニンタンパク質リン酸化酵素

結合することでローキナーゼが生まれます。

 

これらの過程は決して異常なものではなく、

細胞分裂にとっては必要な反応です。

現にローキナーゼは細胞分裂以外にも

細胞運動・細胞極性・細胞接着・アポトーシス・転写制御など

多くの細胞反応に関わっています。

 

通常の反応ではありますが、

がん細胞が増えている状態ではその反応が

生体にとってマイナスであるため

メラトニンがローキナーゼを抑止するのは見逃せない働きです。

 

過剰に発現するのはこれまで書いてきた

HIF-1αやVEGFも同様で、

がん細胞にとってプラスの環境づくりをしてしまうのです。

 

メラトニンはこれらの行動を抑止して

がんの増殖を抑えます。

代表的な働きを書きましたが、

明日は他にも解明されているがん抑止の働きを見てみます。

 

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

※ダイエットのポイント

・一度に多くのことをやりすぎないこと

・なぜ痩せたいのかを言語化、視覚化して忘れないこと

・痩せている自分を強烈にイメージすること

・運動不足であり、食べ過ぎであることを自覚すること

・運動よりも先に、食事の改善をする

・20:00までにその日の食事を終わらせる

・夜中に食べるなら、食物繊維が多い食事を

・食べてはいけないものを理解する

・空腹の時間を必ず1日一回は作る

・満腹になってはいけない

・早く寝て、早く起きる

・好きでなければ、長距離のランニングはしない

・運動が苦手な場合、適切な筋トレを行う

基礎代謝を上げる

 

 

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