FitnessCreatorのブログ

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2023/7/22 No,3637 食事だけで睡眠は改善しない☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

メラトニンの合成量を決定づける要因は

朝日や中枢時計以外にもあります。

原材料ですね。

まりメラトニンを合成するための材料です。

これらが不足してしまってはやはりメラトニンの量は減ってしまいます。

 

羅列すると

トリプトファン

・ビタミンB6

・ビタミンB3

マグネシウム

ナイアシン

などの栄養素が不可欠ですね。

直接原材料になるのはトリプトファンであり、

補酵素や補因子として他の栄養素が働いています。

 

これらは現代人の食性では不足しやすいものであり、

睡眠、がん、老化に対するアンチ、

まりメラトニンの働きを助けるためには

注意して摂取してほしいものです。

 

しかしトリプトファンそのものは

必須アミノ酸の中でも若干特殊な性質があり、

血液脳関門に吸収し運ばれる際、

他の中性アミノ酸と比較しても吸収が遅いのです。

 

アミノ酸はその特性でいくつもの種類に分類できます。

中性アミノ酸に該当するアミノ酸は15種類と言われ、

トリプトファンもその中に分類されます。

食べ物からトリプトファンが吸収される場合、

トリプトファンだけが含まれる食材などありません。

ですから他のアミノ酸と一緒に体内に入り、

そして脳まで辿り着くということです。

 

トリプトファンはその吸収が遅いため、

トリプトファンを原材料にするメラトニンの合成も

律速段階に入ります。

つまりは最も遅い反応で他の化学反応にまで影響を及ぼすのです。

 

言うなればトリプトファンを原材料にしている時点で、

そこまでメラトニンの生合成は優先にならないということです。

ですからそこまで不足するものではありません。

 

トリプトファン必須アミノ酸ですから

摂取しなければなりません。

しかしそれは進化の過程で摂取するだけの量で

問題がないと判断されたということ。

 

必須アミノ酸は摂取できない場合も

生成できる機能を残しているのは、

必須アミノ酸の方がその重要性が高いということです。

 

原材料を摂取することは重要です。

先に挙げた栄養素もトリプトファンも体内では大切な働きをします。

不眠症うつ病、時差ボケを解消するために

トリプトファン単体を治療で使用するのは

効果があるからだと言えるでしょう。

 

しかしそれだけに頼ってはいけませんし、

たんぱく質中心の食事などの切り替えても

メラトニンの合成量は増えません。

 

偏った食性で乱れないよう気をつけてほしいと思います。

 

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

※ダイエットのポイント

・一度に多くのことをやりすぎないこと

・なぜ痩せたいのかを言語化、視覚化して忘れないこと

・痩せている自分を強烈にイメージすること

・運動不足であり、食べ過ぎであることを自覚すること

・運動よりも先に、食事の改善をする

・20:00までにその日の食事を終わらせる

・夜中に食べるなら、食物繊維が多い食事を

・食べてはいけないものを理解する

・空腹の時間を必ず1日一回は作る

・満腹になってはいけない

・早く寝て、早く起きる

・好きでなければ、長距離のランニングはしない

・運動が苦手な場合、適切な筋トレを行う

基礎代謝を上げる

 

 

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