こんにちは、T.W_nicolです。
メラトニンが性腺の機能を低下させることは、
その分泌ピークが初潮前であることからも頷けます。
新生児はほとんど分泌されませんが、
10歳前後にメラトニンの分泌はピークを迎えます。
まずこの時点でメラトニン=睡眠作用というのが
おかしいような気がしますね。
10歳前後がピークなのであれば、
その年代以降は睡眠以上に免疫機能向上や
アンチエイジングの効果をメラトニンには期待しているということです。
ですからメラトニンの分泌量が減る高年齢者は、
睡眠時間が短くて当たり前ということでもあります。
やはり大切なのは睡眠の質ですね。
そしてメラトニンの分泌量が現代人は低下しています。
要因は昨日挙げた通りですが、
少し専門的な話ですが、
性ホルモンの一種であるエストロンは、
複数の物質に代謝されます。
そのうちの
・16α-ヒドロキシエストロン
・4-ヒドロキシエストロン
が生殖器の発がん作用が高いことがわかっています。
これらの物質はそれぞれが
・エストリオール
・4-MeO-E1
という物質に変換されます。
つまり16α-ヒドロキシストロンと4-ヒドロキシエストロンは
中間代謝産物であって必ず最終代謝産物まで変換されるということです。
あくまで理論上は、ということですが、
・エストリオール
・4-MeO-E1
の二つはむしろ生殖系のガンを抑制する働きをします。
そこまでの代謝が上手くいくかどうかは個人差があります。
まずはメラトニンをしっかり分泌させて、
必要以上に性ホルモンを分泌させないこと。
そして中間代謝産物のままで終わらず、
この過程が進まない要因は過食に問題があり、
代謝酵素を働かせるために空腹の時間を長く取ることが不可欠です。
どちらにしても現代人には難しい習慣になってしまっているということ。
これも踏まえて、明日はメラトニンとがんの事例を挙げてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
※ダイエットのポイント
・一度に多くのことをやりすぎないこと
・なぜ痩せたいのかを言語化、視覚化して忘れないこと
・痩せている自分を強烈にイメージすること
・運動不足であり、食べ過ぎであることを自覚すること
・運動よりも先に、食事の改善をする
・20:00までにその日の食事を終わらせる
・夜中に食べるなら、食物繊維が多い食事を
・食べてはいけないものを理解する
・空腹の時間を必ず1日一回は作る
・満腹になってはいけない
・早く寝て、早く起きる
・好きでなければ、長距離のランニングはしない
・運動が苦手な場合、適切な筋トレを行う
・基礎代謝を上げる
※YouTubeでも健康発信を行っています。
・ダイエットの基本習慣
・炭水化物の真常識
・油で病気を防ぐための基礎知識
・腸内環境の整え方
・アンチエイジングの大原則(見た目年齢の改善方法)
・サプリメントの選び方と摂り方