こんにちは、T.W_nicolです。
今日からメラトニンの働きについて一つずつ書いてみます。
まずは最も有名な睡眠作用について。
血中のメラトニン濃度が高いのは、やはり子供です。
大きな地震など災害が起きても、
子供は気が付かずにぐっすり寝ていることもあるでしょう。
深いノンレム睡眠が長く、そしてそれが必要な時期だからです。
年齢と重ねればメラトニン濃度は低下します。
これは避けられない事実。
おそらくぐっすり眠れる人は多いでしょう。
体内にはメラトニンというホルモンを受け入れる、
メラトニン受容体が存在します。
そのうちのMT1という受容体は睡眠作用に繋がるもので、
MT2という受容体は体内時計の一つ、概日リズムを修正するものです。
どちらも睡眠を深める作用はあります。
MT1受容体にメラトニンが結合すると、
体温、血圧、心拍数が低下して眠りやすい状態になります。
MT2受容体にメラトニンが結合することで概日リズムは修正されます。
サーカディアンリズムとも言われるそれは、
睡眠と覚醒、体温、そしてメラトニンの分泌量が
およそ25時間の周期で一定リズムを刻むものです。
このリズムは三者がバランスを保ちながら刻まれていて、
睡眠の時間も概ねこのリズムで進みます。
体温やメラトニン濃度が睡眠改善に挙げられるのはこのためですね。
体温で言えば運動や入浴、
といった決まり文句が出てくるのも頷けます。
体内の時間感覚を担う視交叉上核の中枢時計に対しても、
メラトニンは関わっているようです。
しかしここ最近の研究結果では
他の分泌物質やホルモンの方が関わりは深いようですね。
睡眠に関わるメラトニンは、しかし概日リズムだけを見ても
その一翼担う程度であって全てではありません。
メラトニンさえどうにかすればいい程、
睡眠は単純ではないのです。
しかしメラトニンは重要です。
それは睡眠以外にも大きな役割があるからですね。
明日は思春期とメラトニンについて考えてみましょう。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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