こんにちは、T.W_nicolです。
メラトニンといえば睡眠ですが、
最も多く寝ている新生児、つまり乳児はほとんど生成されません。
10歳から15歳くらいを目安にその生成は始まります。
個人差があるということですが、そのきっかけは思春期です。
つまり二次性徴とメラトニンには深い関わりがあるのです。
メラトニンには生殖腺刺激ホルモン放出抑制ホルモンの分泌を促す作用があります。
何のことが理解し難いですが、
つまり生殖器から性ホルモンが分泌されるのを、
抑制する働きがあるということ。
制御する働きがあるのです。
しかし成長と共に思春期を迎え二次性徴が訪れるのは
生命として避けられない流れです。
生殖を発達させるホルモンはもちろん重要です。
しかし、ホルモンは微量で十分な効果を発揮するため、
暴走しないように制御するシステムを備えています。
それがメラトニンということです。
メラトニンは生殖の活動を制御して、
ホルモンの暴走を抑制します。
ホルモンの暴走はがん細胞の増殖を引き起こすからです。
後述しますが乳がん患者の増加と初潮の早さ、
そしてメラトニンの不足は密接に関わっています。
メラトニンの重要な働きは、睡眠よりもホルモン抑制と言えるかもしれません。
なぜここまで初潮は早まり、そしてなぜ乳がんへ発展してしまうのか。
明日見てみたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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