こんにちは、T.W_nicolです。
今日からカルシウムの働きを一つずつ見てみます。
カルシウムは生命活動という反応が起きる際の、
スイッチとして働くというのが一般的な考えです。
その理屈はやはり濃度ですね。
細胞内液のカルシウムイオン濃度は、
細胞外液の数千分の1から数万分の1に保たれていますから、
わずかにカルシウムイオンが細胞内に流入すると、
細胞質中のイオン濃度は急激に変化することになります。
この差をきっかけに生命活動は反応を開始します。
カルシウムは地球上に大量に存在しますから欠乏することがありません。
生命が海の中で誕生してから、
カルシウムは反応を開始するスイッチの役割として丁度良かったということです。
反応が始まるというのがイメージが持ちにくいですが、
最も根幹のそれは受精です。
卵子の表面をカルシウムが覆っていきます。
そして他の精子がその卵子に入り込まないようにブロックする働きをします。
カルシウム波と呼ばれるカルシウムの波が、
受精の合図となって受精卵は成熟に向かいます。
ヒトが生まれる最初のきっかけにカルシウムは関わっているということですね。
その他の反応も含めて、
明日もこの続きです。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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