こんにちは、T.W_nicolです。
今日はミネラルの特性について書いてみます。
前回までミネラルの働きを大まかに書いてみましたが、
その中にイオン化したミネラルが通り抜ける通路について少し触れています。
ミネラルには、
イオンチャネル、イオンポンプ、イオントランスポーターしか通らない、
という全ミネラルに共通する性質があります。
基本として細胞膜を出入りする物質は、
何であれその専用の出入口があります。
ミネラル（イオン）がその性質を特に活かしている栄養素で、
イオンチャネルとイオンポンプはそこを通るミネラルの細胞内外の濃度を検知し、
必要に応じて開閉します。
特定のミネラルの濃度に差があり、
高い濃度から低い濃度へと場所を変える際、
円滑に流れるためイオンチャネルを使用します。
しかし濃度が低い場所から濃度が高い場所に逆らいながら進む場合、
ATPによってエネルギーを受けて働くイオンポンプを使用します。
イオンチャネルやイオンポンプが基本として使用されています。
また比較的新たに発見された出入口を、
イオントランスポーター（イオン輸送体）と名付け、
イオンチャネルやイオンポンプも含めた総称として考えられています。
細胞やそれを取り巻く環境が健常であれば、
ミネラルのイオン濃度はイオントランスポーターによって適切に制御されています。
イオン濃度の状態と全身の健康状態は比例するもので、
ここに異常が起きれば徐々に身体を蝕んで病気になるでしょう。
細胞内外の濃度は適切。
ですからどのミネラルを摂取するかは慎重になるべきということです。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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