こんにちは、T.W_nicolです。
今日もカルシウムの反応について書いてみます。
受精はカルシウムをスイッチとして行われることを昨日触れましたが、
今日は筋肉の収縮についてです。
いうまでもなく身体は筋肉が収縮することで動きます。
その筋肉の収縮は、カルシウムイオンがなければ始まらないということです。
少し詳しく触れると筋肉は平滑筋も骨格筋も、
双方重なり合って収縮します。
具体的には筋肉が収縮していないときは、
アクチンとミオシンの間にトロポニンというたんぱく質が挿入されていて、
アクチンとミオシンが重なることを防いでいます。
そしてトロポニンにカルシウムイオン(Ca2+)が結合すると、
トロポニンはアクチンとミオシンの間から外れます。
アクチンとミオシンが重なり合って収縮できるようになるということですね。
つまり動きの起点となるたんぱく質のため、
その働きにはATPが必要となります。
いずれ触れますがATPが働く際、
必ずマグネシウムイオン(Mg2+)が必要となります。
筋肉が収縮するそのきっかけはカルシウムイオンが、
そして実際に稼働するためのエネルギーとして
マグネシウムイオンが不可欠ということです。
このあたりを理解すると運動する際に何が必要になるのか、
そして心筋梗塞や脳梗塞を防ぐために何が必要なのかが見えてくるものです。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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