こんにちは、T.W_nicolです。
今日もたんぱく質について書いてみます。
前回は構造的たんぱく質として、
コラーゲンや細胞構成たんぱく質、
各たんぱく質について簡単に触れました。
今日は機能たんぱく質について見てみましょう。
まず消化と代謝に分類され、
物質の代謝(物質変換)の全てに関わる酵素が機能たんぱく質の一つです。
物質を変換する代謝と
食べたものの消化で役割ははっきり分かれています。
消化酵素は消化しかしませんが、
代謝酵素は物質を作り変えたり修復したり細胞のアポトーシスにも関わるため、
この辺りは長くなるので割愛しますが、
アクチンとミオシンに代表される筋肉も機能たんぱく質の一つです。
たんぱく質=筋肉と考える人は多いでしょう。
筋肉は確かにたんぱく質ですが、
たんぱく質のほんの一部でしかないこともまた事実です。
アクチンとミオシンは互いに収縮する構造をしています。
鍛えればその力は強くなりますね。
衰弱に関わるのもこのたんぱく質ですから、
その重要度はかなり高いでしょう。
抗体やフィブリノーゲンなど、
生体免疫機能に関わる免疫細胞達も機能たんぱく質です。
成長ホルモンやインスリンなど、
ホルモン機能を持つ機能たんぱく質です。
そして栄養運搬機能を持つヘモグロビンやリポたんぱく質も、
機能たんぱく質に分類されます。
これらは明日に回しますが、
それだけたんぱく質の働きは複雑で多様的です。
作ること以上に、十分に働けているかが大切な観点なのです。
明日もこの続きです。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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