こんにちは、T.W_nicolです。
昨日に引き続き、今日もたんぱく質についてです。
免疫機能として活躍する抗体もたんぱく質です。
正確には免疫グロブリンというタンパク質で、
数種類に分類されて免疫機能を支えています。
Bリンパ球が抗原を生成する際に免疫グロブリンと結合します。
主に血中に存在する免疫グロブリンは、
体内に入ってきたウイルスや菌などの異物を特定します。
抗原を作るための情報を引き出したり、
貪食細胞達が捕食しやすいように目印になったりと、
免疫機能の根幹ともいえる働きをします。
また、フィブリノーゲンは補修たんぱくとも言われ、
傷ついた部位を補修するための材料としてフィブリンに変化し使用されます。
これらもたんぱく質です。
成長ホルモンはその名の通り筋肉や骨の成長を促したり、
インスリンは言わずもがな血糖値を下げるホルモンです。
ホルモンは特定の器官で特定の働きをするたんぱく質で、
微量でも大きな効果をもたらす情報伝達物質です。
100種類以上もあるホルモンですが、
生成が難しい小さなタイプが多いです。
失敗せず生成するためには生活習慣の工夫が必要ですが、
それは今日は割愛しましょう。
糖尿病になる人はここを外してしまったとも言えますね。
そして運搬機能を持つヘモグロビンやリポたんぱく質も同じです。
酸素を運ぶヘモグロビンも、
血液中を通ります。
毛細血管は非常に狭く細いため、
形を変える必要があるのです。
ですからヘモグロビンもリポたんぱく質も生成を間違えると、
毛細血管を通ることができません。
この繊細さもたんぱく質の特徴ですね。
多くの働きをするたんぱく質ですが、
代謝が円滑に進まなければたんぱく質の生成がうまくいかないからです。
では、どのようにしてたんぱく質は生成されているのか。
明日から少しずつ見ていこうと思います。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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