こんにちは、T.W_nicolです。
ファスティングによって精神的な落ち着きも手に入れられます。
今でも修行の一つに断食がありますが、
空腹の時間は体内のエネルギー源を枯渇させることで、
まずは血糖値を下げることから始めます。
血糖値を下げることは身体にマイナスではないかと感じるでしょう。
実際に精神的疾患を抱えている人たちは低血糖の人が多いです。
しかしそれは不摂生による低血糖の場合です。
砂糖を中心とした食品ばかり口にしていると、
一時的に血糖値は急激に上がりますが、
インスリンの作用で急激に下がります。
この現象を繰り返すことで慢性的な低血糖状態になり、
脳の栄養素が激減します。
ビタミンやミネラルも枯渇して精神的にも異常をきたします。
ニコチン酸を摂取して食事改善を試みれば症状は緩和しますが、
そもそも人間は飢餓に強い生物です。
飢餓状態は血糖値は常に低いまま。
食べられないということですから血糖値は低いです。
しかし食事量が少ないというだけで
身体にとってはとても健全な内容の食生活でした。
ですからビタミンもミネラルも豊富に摂取していて、
血糖値が低くともエネルギー源を生成する機能は
損なわれなかったわけです。
ですから血糖値がただ低いだけで脳内は正常でした。
むしろ感覚が研ぎ澄まされていたはずですね。
ファスティングも同様に良質な食性でありながらも
飢餓の状態であれば脳内のエネルギー生成機能は正常ということ。
実際のファスティングは固形物を摂取しない代わりに
酵素ドリンクを中心に梅エキスや塩を摂取しています。
僅かな量でも十分にエネルギーを生成できます。
重要栄養素を摂取することが大前提ではありますが。
水だけの断食を行うと脳内のエネルギーが枯渇して
頭痛やめまい、立ちくらみやふらつきを起こす人もいます。
水だけのファスティングはむしろ精神的に問題が起きますから
絶対にやめましょう。
つまり良質な低血糖状態になることで精神的に安定し、
古代では食べ物を探すことや危険を察知することなど
生きるために必要な能力が向上していたと考えられます。
現代では同じ能力を持ち合わせていなくとも、
ファスティングによって精神的に安定することは確かです。
精神的な疾患を抱えている人たちは、
ファスティングが実はオススメなのです。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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