FitnessCreatorのブログ

フィットネスクリエイターのT.W_nicolです。皆様の健康を創造したいと願っています。

2023/9/14 No,3692 ポリアミンが病気を改善する機序☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

ポリアミンの研究はスペルミジンとスペルミンを

総じて行われてきたものが多く、

双方を分けた研究結果は比較的新しものが多いようです。

 

その効果として最も特徴的な自食作用や抗炎症などが、

スペルミンとスペルミジンのどちらに寄ったものかも

研究が進められています。

 

その他の効果は、

・抗酸化効果

・DNA損傷を減少

・抗変異原作用

・バリア機能の維持、回復

そして

・自食作用(オートファージ促進)

・慢性炎症抑制

 

など現代病を治療、予防、改善するための効果を発揮するのが

ポリアミンということですね。

 

オートファジーは抗老化の効果としては非常に大きく、

自身の不要な細胞を食して体内を綺麗にする働きのことです。

私が定期的に断食をするのも

オートファジーを促進させることが目的です。

 

例えばポリアミン投与によって認知機能が高まるのは、

アミロイドβをオートファジーによって

除去することができるからです。

 

そしてその機能が高いのはスペルミンだと言われています。

まずmTORという物質があります。

これはオートファジーの機能を抑えてしまう働きがあります。

これ自体も必要な物質と反応ですが、

しかしある症状を持つとmTORが増えて働きが増し、

周囲のオートファジー機能が低下してその臓器の病気となります。

 

スペルミンはmTORの働きを抑えて

オートファジーを促す方向に働きます。

mTORはAMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)

という物質の機能が高まると不活化します。

双方は相反する働きをすると思って下さっていいと思います。

 

そしてスペルミンは直接AMPKの活性を促します。

他にもODCやSSATなどはAMPKの働きを抑えてしまいますが、

スペルミンがODCやSSATの働きを抑えることで、

結果としてAMPKの働きが活性化してmTORの働きは低下します。

オートファジーはその働きが円滑に進むわけです。

 

今のは糖尿性腎不全の症例を挙げましたが、

各所でこのような働きが起きるわけです。

ポリアミンによってオートファジーが促進されるのであれば、

全身にある不要な物質を除去しやすくなるということ。

 

明日はポリアミンの摂取について触れてみます。

 

※ODC:オルニチン・デカルボキシラーゼ(オルニチン脱炭酸酵素

→ポリアミン生合成において、オルニチンからプトレシンへの変換に関わる酵素

※SSAT:スペルミジン/スペルミン-N1-アセチルトランスフェラーゼ

 

 

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

※ダイエットのポイント

・一度に多くのことをやりすぎないこと

・なぜ痩せたいのかを言語化、視覚化して忘れないこと

・痩せている自分を強烈にイメージすること

・運動不足であり、食べ過ぎであることを自覚すること

・運動よりも先に、食事の改善をする

・20:00までにその日の食事を終わらせる

・夜中に食べるなら、食物繊維が多い食事を

・食べてはいけないものを理解する

・空腹の時間を必ず1日一回は作る

・満腹になってはいけない

・早く寝て、早く起きる

・好きでなければ、長距離のランニングはしない

・運動が苦手な場合、適切な筋トレを行う

基礎代謝を上げる

 

 

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