FitnessCreatorのブログ

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2023/4/20 No,3544 歩けば歩くほど扁平足に☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

扁平足と外反母趾を抱えている人が多い中、

見た目では判断できないそれがあります。

普通に立っている時は土踏まずがしっかりある場合でも、

歩いている動作の中で瞬間的に扁平足になるという意味です。

 

人間の足は凸凹の地面を足音を立てないように歩くために

進化して今の形状になっています。

立った二本の足で身体を支え、バランスを取り、

そして立つ、歩く、走るという行為を効率的に行うために、

土踏まずを形成する骨格とそれを維持するための筋肉や靭帯は強靭で、

そう簡単に疲弊するものでは本来はありません。

 

しかし平らな地面でその役割が激減してしまった現代、

筋肉も靭帯も弱化して二足歩行を維持することすら出来なくなっています。

その結果が扁平足や外反母趾として現れているのです。

 

外反母趾は骨格の変形ですから、残念ながら根本的に治すことはできません。

しかし扁平足は改善の余地が十分にあり、

足指の力をまずは復活させる事です。

 

実践していただくとわかりますが、

立っている状態で土踏まずを意図して作った場合、

足の裏(土踏まずの辺り)が張ってくる感覚があるかと思います。

筋肉を使っている証拠ですから健全なものですが、

しかしその力が弱い現代人は維持することができません。

 

立っている時だけであればそれが維持できても、

歩いている時になると途端に使用できなくなるのです。

複雑なので細かい説明は割愛しますが、

人間の歩行は主に股関節とその周辺の筋肉が大きく作用します。

足裏や足指、足関節はバランス調整や連鎖動作の一環として

使用されるくらいなので意識の比重が小さくなります。

 

ですから歩き出すと土踏まずを使わなくなり、

そして歩けば歩くほど扁平足が進んでしまうのです。

これでは健康のための散歩が返ってマイナスになってしまいます。

しかしこういう状態の人は本当に多い。

 

私も職業柄歩いている人の踵の傾きを見てしまうのですが、

この状態の方がほとんどです。

年齢や性別など関係なく足関節が歪み、扁平足が進んでいる。

膝痛や腰痛の人が増える一方なのは

根本的なところに足の機能も関係しているのです。

 

椅子に座る時間、そして踵骨の過剰回内と、

二つの事象が現代人の整形外科的な問題を進めてしまっています。

切っても切れない習慣から身を守ることも、

食事と同等に目を向けなければならないことですね。

 

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

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