FitnessCreatorのブログ

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2023/4/15 No,3539 そもそもなぜ痛みが出るのか☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

これまで椅子に座ることで出てしまう痛みについて

腰痛や頸椎症、頭痛、そして膝痛を中心に書いてきました。

解決策は多々ありますが、そもそも座っている姿勢が

何を引き起こすことで痛みが出るのかを簡単に解説します。

 

姿勢が悪くなれば痛みが出ることはイメージでわかります。

以前は私もその程度の理解でしたが、

治療家として働くとその理解では足りません。

 

一般の方々がそれを知る必要があるのか、

と言われれば一部は知っておいてほしいと感じます。

理由を理解していれば改善する方法もイメージしやすいからですね。

 

そして痛みの要因は非常にシンプルで、

硬さによるものです。

身体が硬い、というイメージで問題ありません。

 

正確に言えば筋肉だけではなく、

筋膜や靭帯、神経、腱、血管、関節周辺の軟組織など

様々な部位が硬くなることで稼働障害が起きます。

上手く動かなくなるということです。

 

ぎっくり腰や四十肩を経験された方は

イメージがあるかと思いますが、

それらの急性の痛みは大概が動いている時に

起きているはずです。

例えば椅子に座っていて、突然痛みが出るケースは稀です。

少しでもどこかを動かした時に痛みが出るでしょう。

 

それは筋肉など動くための組織が、

動ける状態にないからですね。

例えば骨盤が後傾しているタイプの人は、

楽な座り方をしていると大腰筋という筋肉が硬くなります。

拘縮する、という表現をしますが、

この状態になると大腰筋が伸びにくくなります。

 

筋肉は伸び縮みすることで身体を機能的に動かしていますから、

伸び縮みしにくい状態で突然立ち上がると

硬くなった筋肉を無理やり引き延ばすことになります。

 

もちろんストレッチとして意図して行うのであれば

加減もできるし問題もないでしょう。

しかし意図しないまま無理に引き伸ばせば、

軽度であれど筋断裂を起こすことがあります。

 

これが痛みの元です。

座っていると身体中の筋肉が硬くなります。

残念ながら立っているだけでも硬くなる部位があるのに、

長時間座っていれば予想できない部位が硬くなるものです。

 

硬いことがまずは問題。

そして硬さを引き起こすのは長時間の座り姿勢。

ここを知っておくことは大切でしょう。

 

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

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