こんにちは、T.W_nicolです。
平らな地面が足首や足指、足裏の異常を引き起こします。
その理由について書いてみます。
椅子が身体に異常を引き起こすのは姿勢を歪めてしまうからでしたが、
平らな地面もまた足そのものを歪めてしまうからです。
人間の足はそもそも歪んだ地面を歩き続けるために進化しました。
二足歩行を可能にするために足関節の機能向上は必須でした。
歪んだ地面でも転ばずに、足音を立てずに、
速やかに移動するために足は進化しています。
ところが今では平らな地面しか無い地域が増えています。
山道や岩場、砂浜など歩きにくさを感じる地面を
わざわざ歩く人は少ないでしょう。
その環境変化は足の機能を退化させてしまいました。
人間の足は転ばずに足音を立てないように進化しています。
土踏まずがあり、着地の衝撃を受け流す形状は
足裏の筋肉を活用してこそ保たれます。
しかし平らな地面ではその筋肉をそもそも使用する必要がないのです。
つまり、徐々にその筋力は衰えていきます。
実は立ち始める乳幼児期はその筋肉は発達していて、
その年齢の子供たちの足指はとても細かく動きます。
土踏まずもしっかりアーチを描いていて、
足指で地面を掴んでいるところが伺えます。
しかし年齢と共にその機能は失われ、
土踏まずのアーチが潰れている人が増えていきます。
私もその一人。
土踏まずが潰れてしまうと、
足関節が歪んで膝や股関節に支障を来します。
着地の衝撃を直接受けてしまう事が増えるからですね。
その足の状態を過剰回内やオーバープロネーション、
そして外反母趾や偏平足で説明がつきます。
それは明日にしましょう。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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