こんにちは、T.W_nicolです。
昨日まで足指と足首を動かすための練習方法をお伝えしました。
座ったままでも出来ることもあるため比較的取り入れやすいですが、
座り過ぎや舗装された地面での生活から生じる歪みは
足関節だけを動かせば改善するわけではありません。
人体で最も多くの稼働種類を持つ股関節の機能を改善する必要があります。
股関節はとにかく動かしやすいような形状をしています。
肩甲上腕関節と並んで稼働種類が多く、
かつ人体を支える点では負荷も掛かり続ける部位です。
二足歩行のために進化した股関節ですが、
しかし座りすぎでその機能は著しく退化しています。
では股関節をどう動かせばいいのか、ということですね。
非常にシンプルですが、まずは股関節の屈曲機能を働かせます。
立位で運動できれば理想ですが、デスクワークの方はそうはいかないでしょう。
座位の状態で股関節屈曲を促すには、まず腹圧を高めることです。
腹筋に力を入れてお腹を締めるということですが、
これが出来なければ股関節を動かすことは出来ません。
腰を痛めてしまうからですね。
椅子に浅く腰掛けて、あえて背もたれに寄り掛かりましょう。
そして腹圧、特に下腹部を引き締めます。
椅子の両端を手で押さえながら、片脚ずつ膝を持ち上げる動作を行います。
この時意識は脚の付け根、つまりは股関節ですね。
つい腿の前側や膝周辺を意識しがちですが、
大切なのは脚の付け根を意識し続けること。
そしてゆっくり行うことです。
動作スピードを速めると腹圧が解けてしまうことがありますので。
その部位が熱くなるまで動かし続けるだけで、
股関節機能の衰えをある程度は防ぐことができます。
一つの動きしかしていませんから、ある程度だけです。
しかし何もしないよりは股関節の衰えは抑えられるでしょう。
少なくとも左右20回×2セットを一日3回は行うべきです。
午前中、昼食後、夕方、という具合に。
頻度、回数共に数をこなすことで、
座り過ぎを徐々に緩和できます。
ぜひお試しください。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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