こんにちは、T.W_nicolです。
椅子生活が長い人に最初に起きる症状として、
最も多いのは猫背です。
専門用語を使えば脊柱後弯の状態。
最初は座っている時にだけ起きている症状が、
いつの間にか立っている時も脊柱後弯状態になり、
どの動作も脊柱が後弯しながら行うことになります。
ではその姿勢がどういう症状に繋がるのか。
まず最初に横隔膜という筋肉が拘縮し始めます。
横隔膜は肋骨の下に付着している筋肉で、
焼肉で言うハラミです。
呼吸を司る筋肉で、あまり筋トレや運動のイメージはありませんね。
インナーユニットという筋群で
コアトレーニングなどで話が挙がることもありますが、
横隔膜と言われるとなかなかイメージは湧きませんね。
この横隔膜が脊柱後弯によって拘縮します。
拘縮というのは硬くなり機能が低下するということですね。
呼吸を司る筋肉が拘縮すれば、
呼吸が浅くなってしまうということです。
現代人に非常に多い症状なのですが、
結果として首の痛み、肩の痛み、頭痛、
鼻炎・アレルギー、消化器系不全、自律神経失調症、精神疾患などなど、
多くの症状の引き金になります。
これらは姿勢悪化による血流障害が根本にありますが、
おそらく病院ではそれに言及することはないでしょう。
ですから姿勢を注意することもありません。
整形外科的症状で増えている胸郭出口症候群も、
横隔膜の拘縮により、首から走行する腕神経叢が
首・鎖骨・胸の各部位で圧迫されることで起きます。
その治療法も明確ではありますが、
病院ではなぜかそれも言及されない。
姿勢の改善がそういうところにも反映するのです。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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