FitnessCreatorのブログ

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2023/4/8 No,3532 猫背になるのは座っているから☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

椅子が発明されてから数千年と言われています。

日本では戦後から徐々に椅子の文化が定着しています。

床に座ることが当たり前だった時代とは、

生活が一変したため生活習慣病や怪我が激増しています。

 

人間の身体も機械ではありませんから、

誰もが多少なりとも歪みを持って生まれます。

臓器の位置や大きさ、利き腕利き脚で左右は必ず非対称です。

加えて生活習慣が生まれた時から誰もが違うため、

親子ですら違いが必ず生まれます。

 

それでも人間の身体の耐久力は高く、

骨格に変形が起きても痛みを感じない人もいます。

何十年と積み重ねて、ようやく病気や怪我として

身体は悲鳴をあげるということですね。

 

座り姿勢で最もイメージしやすいのは、

猫背になってしまうということでしょう。

脊柱を本来の曲線のまま維持しながら座り続けることは、

ほとんど不可能と言って良いと思います。

10分程度であれば何とかできるかもしれませんが、

何時間もデスクワークをしている場合や、

一息ついて身体を休ませたいと座った場合、

おそらく最も力を入れなくても良いように猫背姿勢を取るでしょう。

 

猫背になることは何ら問題ではありません。

問題は脊柱、つまり背骨を本来の曲線に維持する筋力がなくなることです。

つまりは姿勢を正すことができなくなるということ。

 

座って猫背が当たり前になると、

立っていても歩いていても猫背姿勢が普通になってしまいます。

人間だけでなく生物は基本として背骨は真っ直ぐです。

適度な曲線を描き、負荷を受け流すように設計されていて、

二足歩行の人間は特に動作の衝撃をうまく吸収できるよう

脊柱や周りを覆う筋肉や靭帯、筋膜、神経が発達しています。

 

例えとして近いのは植物ですね。

木々は基本として地面からまっすぐ立っています。

何千とそのままの形で立っているのは、

地面から真っ直ぐ伸びていることが最も安定しているからです。

花を咲かせる植物もまずは上に伸びています。

太陽の光を十分に浴びるためにも、真っ直ぐに伸びる植物がほとんど。

 

歪んでしまった木々は、本来の寿命を全うする前に腐ってしまうでしょう。

それは地面からの栄養素がうまく吸収できないからなのか、

太陽の光を十分に浴びることができないからなのかわかりませんが、

少なくとも真っ直ぐであればもう少し長く生きられたはずです。

 

人間も同じです。

脊椎の湾曲が適切に保たれなければ、

臓器も筋肉も靭帯も筋膜も神経も異常が起きます。

それが微々たる異常であっても、

いつの間にか立っている時も歩いている時も

脊柱の湾曲は異常のままで猫背を維持し続けてしまいます。

 

それが何十年と積み重ねてしまえば必ず寿命を縮めることになります。

正しく身体を使えていないというのは

こういう所から起きてしまうのです。

 

自分の身体を姿見で確認してみましょう。

猫背になっていませんか。

その姿勢のまま歩けば、家事をすれば、

何でもない動作が原因で大きな怪我を

いつかしてしまうことになります。

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

 

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