こんにちは、T.W_nicolです。
椅子によって退化してしまった人類が、
注意すべきは椅子に座り過ぎによる脚力衰弱を防ぐことです。
椅子に座るという行為は、
どういう気を付け方をしても脚力を退化させます。
姿勢が悪化して、あらゆる関節痛を引き起こします。
立つ時間を長くするだけで、
それだけでも関節痛や脚力の低下は防ぐことが出来るのです。
そうはいかないと思う人も多いでしょうが、
大半の人はそうではないのです。
座る時間を今より短くすることは出来ます。
半身不随など特別な事情がない限り、
面倒でも痛みがあっても立つ時間を長くすることは出来ます。
やるかやらないかだけです。
人間は生き延びて子孫を残すために進化しています。
それは他の生物と何も変わりません。
生物界全体を配慮しないだけであって、
人類もまた生き残るための最善策を常に念頭に置く生き物です。
ですからストレスになることは極力避けます。
運動不足や暴飲暴食による大きな病気は、
その時までタイムラグがあります。
個人差はあれど基本は数十年という単位で発症します。
それは大きなストレスでしょうし、
そのまま元には戻れない程の被害が出るでしょう。
それを理解しているのは病気や怪我で今苦しんでいる当人だけです。
今日常生活で苦しんでいない人たちは、
わざわざ運動を行うというストレスを受けたくはありません。
食事を改善することもそうですが、
今以上に大切な時間はないと考えているのが人間です。
他の生き物はなぜかそういうところが非常に少ない。
生き残るために病気にならない工夫をしています。
人間は地球上で最も賢い生き物と言われていますが、
しかしそういう点に関しては最も愚かと言えます。
立つ時間を長くすことで人間本来の運動機能を
最小限にでも使用することができます。
一日16000歩以上平均して歩き、
日常生活では身体のあらゆる部位を使用していた
原始時代とは確かに大きな違いです。
それでも動かさなければ人間の身体は、
動けない身体になっていくのです。
生命体は無感情で合理的です。
無駄なことはしない。
使わなくて問題ないと判断すれば、
その筋肉組織は衰退し、いずれは機能不全になります。
二足歩行の人間は脚を最大限に使用し、
細かく精密な動作を上半身で使用するための身体に進化しています。
椅子は脚の仕事を奪ってしまいますからね。
全身の筋肉の70%は脚力に関する部位です。
下半身が人間の要であることは明白。
その機能低下は命取りになるのです。
明日から座る姿勢と筋力低下について、
少し掘り下げてみようと思います。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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