こんにちは、T.W_nicolです。
今日は鉄を含むタンパク質をいくつか見てみます。
鉄は電子の移動を扱う道具として、
そして酸素との結び付きやすさを利用した道具として、
重要な生体反応に活用されています。
代表的なタンパク質の一覧を挙げてみると、
《ヘム含有タンパク質》
・ヘモグロビン:赤血球に含まれていて、酸素を輸送する
・ミオグロビン:筋肉中に含まれていて、酸素を輸送する
※Fe2+はO2と結合しやすい特性を利用した反応
・シトクロム:Fe2+とFe3+の移行によって電子伝達系を行う
・シトクロムP450:肝臓における解毒、ステロイドホルモンの合成、脂肪酸の代謝
・カタラーゼ:過酸化水素を酸素と水に分解する
・一酸化窒素合成酵素:一酸化窒素(NO)の合成に関与する
《トランスフェリン》:3価の鉄イオン(Fe3+)を結合して運ぶ
《フェリチン》:2価の鉄イオン(Fe2+)と貯蔵する
《ラクトフェリン》:鉄を捕捉して周囲の環境から余分な鉄を取り除く
これらが代表的な鉄含有タンパク質ですね。
それぞれが重要な働きを担いますが、
明日以降一つずつ解説しようと思います。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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