FitnessCreatorのブログ

フィットネスクリエイターのT.W_nicolです。皆様の健康を創造したいと願っています。

2023/3/12 No,3505 トレーナーが育成できないのは☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

引き続き現場トレーナーの在り方について書いてみます。

難しいのはトレーナーを育成することです。

スポーツジムやフィットネスクラブで働くトレーナーは、

専門的な知識を身に付けなければなりません。

 

それは運動、栄養、休養、メンタルケア、痛み、病気など多岐に渡り、

一つ一つも掘り下げなければ知識の繋がりも生まれません。

ですから日々勉強です。

そのせいか、トレーナーは自分の職業を専門職と勘違いしてしまうのです。

 

トレーナーが仕組みや制度で育成できないのはこれが理由です。

専門的な知識もトレーナーが自ら選択して学ぶべきであって、

組織から指示された知識では現場で役に立ちません。

それは先日書いたように、お客様が知りたいことと

トレーナーが言いたい事に齟齬があるからです。

 

それに加えて、トレーナーとしての接客、という領域があります。

ホテルや飲食業、アパレルの接客とは異なり、

基本接客を身に付けた後にはトレーナーとしての専門接客を

身に付ける必要があるのです。

 

つまりトレーナーは接客業です。

これを組織も働くトレーナーも理解していません。

 

何よりも大切なのは、接客スキルです。

自分の見せ方や見られ方のために髪型や体型を

適切に仕上げるのはもちろんですが、

専門的な知識を提供するための接客術も

自ら定義しなければなりません。

 

それは現場で働くトレーナーの仕事です。

定義がなければ努力ができません。

現場のお客様の顔すら見ない経営層に、

現場の接客を定義することなど到底できません。

 

組織の仕組みでも制度でもトレーナーが育成できない。

トレーナーは接客業である自覚がない。

そして言葉を磨かない。

これらがマイナスに噛み合ってしまって、

トレーナーがいつまでも育たず、

終いにはコストに成り下がってしまうのです。

 

これから先、肉体的健康と精神的健康を求める人たちは増えます。

しかしその行き着く先が減ってしまってしまいます。

トレーナーがいない無人のジムでは身体を良好に変えられません。

トレーナーがいたとしてもアルバイト。

 

この先のフィットネス業界は暗いです。

それ以上にトレーナーの未来は見えない状態です。

 

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

 

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