こんにちは、T.W_nicolです。
今日も体内をキレイにする仕組みについてです。
たんぱく質をターゲットにするユビキチン・プロテアソーム系に加えて、
オートファジーも総称で、
大きく分けると四つに分類されます。
エンドサイトーシス、
マクロオートファジー、
ミクロオートファジー、
シャペロンオートファジー、
という四つの方法で体内の掃除をしてくれています。
今日はエンドサイトーシスについて簡単に。
4種類のオートファジーの中で、
エンドサイトーシスだけが少しだけ異なります。
細胞の外にいる異物を除去するのがエンドサイトーシスです。
細胞内に入り込んでしまった異物や、
細胞内で生まれてしまった異物を、
他の3種類のオートファジーが除去してくれています。
エンドサイトーシスも2種類に分類されます。
固体成分を除去するファゴサイトーシス、
液体成分を除去するピノサイトーシスです。
その除去方法はどのオートファジーも共通で、
マクロファージによって捕まえた異物を、
細胞内のリソソームで分解します。
細胞の外には侵入してきたウイルスや、
機能を失ってしまった細胞の死骸が無数にあります。
これらを見つけて、捕まえて、
そして取り込んで消化、分解する機能がエンドサイトーシスです。
そしてリソソームは70種類ほどの酵素を持っていて、
あらゆる異物に対応できるように準備している掃除屋の細胞小器官です。
リソソームは細胞内に入ってきた異物を処理する、
他のオートファジーにおいても働きます。
リソソームを活性化することは体内をキレイにする決め手でもありますね。
明日は他のオートファジーの仕組みについて書いてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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