こんにちは、T.W_nicolです。
今日はたんぱく質を分解する手段の一つ、
オートファジーについて書いてみます。
ユビキチン・プロテアソームはたんぱく質を対象とします。
たんぱく質だけを分解する手段と思えば良いでしょう。
無差別に代謝する機能を持っています。
不要になったたんぱく質以外にも、
糖や脂質、菌やウイルス、そして古くなった細胞そのものを代謝してくれます。
掃除屋としての機能はユビキチン・プロテアソームよりも範囲が広いでしょう。
オートファジーとは自食作用という意味で、
自分自身を食べるという意味ですね。
不要なものを食べてエネルギーに変換したり、
新たにたんぱく質を生成する材料にしたりと、
効率的に生命維持活動を続けるための手段と言えます。
菌やウイルスまで食べてくれるので、
病気のリスクを減らすだけでなく、
治癒の効果まで期待できるのがオートファジーです。
断食で治せない病気は医療でも治せない、
という言葉があるくらい、
このオートファジーによる治癒効果はとてつもないですね。
飢餓状態に適応するために身に付けたため、
空腹の時間にこそ発揮する機能です。
私も個人的にファスティングを行うのは、
病気のリスクが格段に減るからです。
オートファジーも総称で、
大きく分けると四つに分類されます。
エンドサイトーシス、
マクロオートファジー、
ミクロオートファジー、
シャペロンオートファジー、
という四つの方法で体内の掃除をしてくれています。
明日から一つずつ見てみましょう。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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