こんにちは、T.W_nicolです。
前回に引き続き、今日もアミノ酸について書いてみます。
人間にとって重要度の高いアミノ酸は20種類、
定義の理由は体内で生成できるかどうかです。
生成できないから摂取しなければならない、
だから必須アミノ酸。
生成できるから、摂取しなければならないわけではない。
だから非必須アミノ酸という具合に。
必須アミノ酸は9種類とされています。
ロイシン、バリン、スレオニンが該当します。
年齢で異なりますが、一般的にはこの9種類でしょう。
そして非必須アミノ酸は11種類です。
これはアミノ酸20種類の分類で最も代表的なものです。
他にもアミノ酸を分類する領域はあって、
糖原性・ケト原性・両原性と、
疎水性・親水性があります。
必須と非必須の分類は異なり、
例えば糖原性アミノ酸には、
糖原性とは糖に代謝されるという意味で、
例えばたんぱく質としての役割を全うし、
別のたんぱく質生成に使用されるか、
脂肪酸、つまりケトン体に代謝されるアミノ酸をケト原性アミノ酸といいます。
両方どちらにでも代謝されるアミノ酸を両原性アミノ酸といいます。
疎水性と親水性は水に対する融和性の度合いで、
水に溶けにくい性質を持つ疎水性アミノ酸と、
水に溶けやすい性質を持つ親水性アミノ酸とに分類されます。
なぜこれらの分類があるのか。
それはアミノ酸はたんぱく質の材料としての役割がそれぞれあるからです。
たんぱく質の生成は複雑で、
アミノ酸の順番を並べればそれで成り立つわけではありません。
形や長さが異なりますし、
細胞内で生成されるということは水の中で生成されるということ。
この環境に適合しながら複雑に作り込むには、
材料のアミノ酸の特性をうまく活かす必要があるのです。
明日もこの続きを書いてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました、また明日。
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