こんにちは、T.W_nicolです。
今日はオートファジーの、
マクロオートファジー、
ミクロオートファジー、
シャペロンオートファジー、
について書いてみます。
オートファジーのうち、
エンドサイトーシスは細胞の外にいる異物を処理する機能を指します。
対して他の3種類は、
細胞の中にいる異物を処理する機能を指します。
もちろんどちらも細胞の中に異物を取り込んで処理することは共通です。
他の3種類のうち、
マクロオートファジーが主体となります。
異物が細胞内に混入、もしくは生まれた場合、
それらを隔離膜という膜でまずは包み込みます。
異物を隔離膜で包んで細胞質と閉じ込めた状態の物質を、
オートファゴソームと言います。
しかしこれだけでは処理ができません。
ここにリソソームという器官が結合します。
リソソームは消化酵素を70種類以上も持っている細胞小器官で、
体内の異物をほとんど除去できる機能を持っています。
リソソームとオートファゴソームが結合した物質を、
オートリソソームと言います。
オートリソソームまで作られれば、
あとは分解されていくのを待つばかり、ですね。
これはマクロオートファジーだけでなく、
ミクロオートファジーやシャペロンオートファジーも同じことが言えます。
これらの機能が、空腹の時に最も活動的に行われます。
異物を処理する、という機能はコロナウイルスに翻弄されている現代、
非常に重要な機能です。
できれば最大に活性化させて、
体内に混入するウイルスを除去したいところです。
しかし、現代は空腹状態など珍しいくらいに食で溢れてしまっています。
特に日本人は食べ過ぎです。
肥満化しにくい人種であっても、
肥満者は非常に多く病気につながるケースも多い。
大切なのは自分で自分を守れることを知ることです。
オートファジーは人間が持つ高性能な機能の一つ。
ぜひ知っておいてほしいと思います。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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