こんにちは、T.W_nicolです。
昨日に引き続き小胞体について書いてみます。
小胞体はたんぱく質を完成させる器官ですが、
その環境が乱れてしまえばその役割をまっとうに果たせなくなります。
小胞体のストレスは主にたんぱく質の摂取とミネラルバランスで起きます。
矛盾しているように感じますが、
高たんぱく食材を摂取すると小胞体はストレスを感じます。
たんぱく質が体内に吸収されることは、
基本としてありません。
分子が大きすぎるため、
腸内でアミノ酸に分解されてから体内に吸収されます。
高たんぱく食材は分解の過程で出る窒素という毒が多いため、
細胞全体にストレスがかかるのです。
また、高たんぱく食材を摂取すると体内は酸性に傾きます。
中和するためにカルシウムとマグネシウムが調整するのですが、
細胞内はマグネシウムが、
そして細胞外はカルシウムが多いというのが一般的な濃度バランスです。
高たんぱく食材を摂取すると、
このバランスが逆転してしまいます。
それは窒素の過剰だけでなく、
内分泌かく乱物質や環境ホルモンなどが原因です。
小胞体は特にカルシウムが過剰になると大きなストレスを感じます。
乳製品などを摂取すると細胞内にカルシウムが増えますからね。
たんぱく質の生成に支障を来たすのが、
皮肉にも高たんぱく食材ということです。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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