FitnessCreatorのブログ

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2022/4/14 No,3172 認知症が治せないのはなぜか☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

今日からたんぱく質の一生と、

その役割を見てみます。

たんぱく質の一生というのは、

生まれてから死ぬまでという意味です。

 

たんぱく質は栄養素ですが、

身体の中で適切に作られています。

体内で必須のアミノ酸が、

自然発生的に生まれるなんて誰も思わないでしょう。

 

人間の体内で、たんぱく質は原材料であるアミノ酸から作られています。

食材から摂取したいのは、アミノ酸です。

たんぱく質ではありません。

 

自分で生成するたんぱく質が最も適合します。

摂取した食材に含まれるたんぱく質が、

そのまま身体の一部になることはありません。

一度アミノ酸まで分解してから、適合するたんぱく質に生成し直すのです。

 

私たちの身体は、そもそも食べたものではなく、

吸収したものからできています。

 

吸収しやすいようにアミノ酸ばかり摂取するのも、

短絡的な発想で非常に危険です。

吸収しにくいからこそ適切な量を吸収できるのですから、

何もサプリメントだけでいいというわけでもありません。

 

アミノ酸から人間はたんぱく質を生成します。

それは細胞一つ一つにある小胞体という器官で行われます。

小胞体の中で分子シャペロンというたんぱく質が、

アミノ酸からたんぱく質を生成しています。

 

たんぱく質を生成する存在がいて、

それもまたたんぱく質なのです。

そして生成されたたんぱく質は役割を全うしたら、

速やかに処分されてアミノ酸まで分解されます。

 

この処理をしてくれる存在もたんぱく質の一種であり、

たんぱく質の一生はたんぱく質によって互いに支えられています。

 

そしてこれが最も大切なことなのですが、

これらの行程は人間には真似できないということです。

 

言い換えれば要らないたんぱく質を処理したり、

必要なたんぱく質の生成を助けたりという事は、

遺伝子に組み込まれた細胞そのものの働きで、

人間が外から何かをしても無意味だという事です。

 

もし人間が外から手を加えて何かができるとしたら、

例えばアルツハイマー型の認知症患者は全員完治するでしょう。

なぜならアルツハイマー認知症の原因は、

β-アミロイドというたんぱく質だからです。

このたんぱく質を意図して処理し続ければ、

脳の松果体が萎縮する事はないでしょう。

 

しかし、認知症が騒がれてから医療も薬も発達しているはずなのに、

認知症患者は増える一方です。

治す手立てが、西洋医学にはないのです。

 

それができるのは細胞だけで、

余計なことをしないというのが現代社会に必要なことでしょう。

医療だけでなく生活において人間は、

人間の機能を邪魔することばかりしていますからね。

 

たんぱく質の一生がどういうものか。

この大枠を理解しているだけで、

たんぱく質による病気は予防も治療もできるという事です。

 

明日はたんぱく質が、

体内にどれほど存在するのかを見てみます。

 

 

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