こんにちは、T.W_nicolです。
今日からたんぱく質の一生と、
その役割を見てみます。
たんぱく質の一生というのは、
生まれてから死ぬまでという意味です。
たんぱく質は栄養素ですが、
身体の中で適切に作られています。
体内で必須のアミノ酸が、
自然発生的に生まれるなんて誰も思わないでしょう。
人間の体内で、たんぱく質は原材料であるアミノ酸から作られています。
食材から摂取したいのは、アミノ酸です。
たんぱく質ではありません。
自分で生成するたんぱく質が最も適合します。
摂取した食材に含まれるたんぱく質が、
そのまま身体の一部になることはありません。
一度アミノ酸まで分解してから、適合するたんぱく質に生成し直すのです。
私たちの身体は、そもそも食べたものではなく、
吸収したものからできています。
吸収しやすいようにアミノ酸ばかり摂取するのも、
短絡的な発想で非常に危険です。
吸収しにくいからこそ適切な量を吸収できるのですから、
何もサプリメントだけでいいというわけでもありません。
それは細胞一つ一つにある小胞体という器官で行われます。
小胞体の中で分子シャペロンというたんぱく質が、
たんぱく質を生成する存在がいて、
それもまたたんぱく質なのです。
そして生成されたたんぱく質は役割を全うしたら、
速やかに処分されてアミノ酸まで分解されます。
この処理をしてくれる存在もたんぱく質の一種であり、
たんぱく質の一生はたんぱく質によって互いに支えられています。
そしてこれが最も大切なことなのですが、
これらの行程は人間には真似できないということです。
言い換えれば要らないたんぱく質を処理したり、
必要なたんぱく質の生成を助けたりという事は、
遺伝子に組み込まれた細胞そのものの働きで、
人間が外から何かをしても無意味だという事です。
もし人間が外から手を加えて何かができるとしたら、
β-アミロイドというたんぱく質だからです。
このたんぱく質を意図して処理し続ければ、
脳の松果体が萎縮する事はないでしょう。
しかし、認知症が騒がれてから医療も薬も発達しているはずなのに、
認知症患者は増える一方です。
治す手立てが、西洋医学にはないのです。
それができるのは細胞だけで、
余計なことをしないというのが現代社会に必要なことでしょう。
医療だけでなく生活において人間は、
人間の機能を邪魔することばかりしていますからね。
たんぱく質の一生がどういうものか。
この大枠を理解しているだけで、
たんぱく質による病気は予防も治療もできるという事です。
明日はたんぱく質が、
体内にどれほど存在するのかを見てみます。
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