こんにちは、T.W_nicolです。
今日から油によって起きる被害について書いてみます。
油による、というのは油の摂取を間違え続けると、という意味です。
あくまで摂取しなければならない必須脂肪酸に着目し、
体内で生成できる脂肪酸は適切に生成できる環境を整備するということ。
体内の環境整備は細胞の環境という領域で今後触れますが、
今回は油の摂取を中心に書いてみます。
大切なのは多価不飽和脂肪酸、
つまりオメガ3とオメガ6の摂取比率を考えるべきですね。
オメガ3:オメガ6=1:4であることが望ましいのですが、
ではそれが乱れるとどういう弊害が起きるのでしょうか。
一番は脳機能障害です。
脳は体内で最も油っぽい臓器と言われ、
その60〜70%が脂質によって構成されています。
そして、その脂質部分の20%はオメガ3によって構成されているべきです。
しかし、例えば認知症のような脳機能障害を患っている方は、
オメガ3の比率が8%を下回っています。
つまり、オメガ3の摂取比率が少ないというだけで、
脳に弊害が起きるのです。
もちろんオメガ3はこれまでに書いたように、
良質なタイプを加熱せずに摂取することが条件です。
普通の食性では難しいでしょうが、
毎日摂取しなければオメガ6との比率が合わないでしょう。
脳の機能を維持するためにもオメガ3を多く摂取すること。
これが油の摂り方において最も大切な観点だと思います。
明日も油による被害をお伝えします。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました、また明日。
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