こんにちは、T.W_nicolです。
前回は摂取してはいけない油があることに触れました。
オメガ3とオメガ6の摂取比率、
そしてオメガ3を意図して多めに摂取しなければならないこと。
そしてコレステロールや単純脂質、複合脂質を踏まえて考えると、
やはり摂取自体はオメガ3を中心にしたほうが良さそうです。
オメガ3のみ、という極端さは危険ですが、
それでも普通の食事に外食やジャンクフードが乱立する現代人を考慮すると、
オメガ3が相対的に不足しすぎている現実は見逃せません。
今日から最も害のある成分である、
トランス脂肪酸について書いてみます。
基本として脂質性の疾病はトランス脂肪酸が要因と言っても過言ではありません。
脳神経系、血管系、免疫系、精神疾患系、
痛みや痺れなどの疼痛、不定愁訴、そしてガンなど全ての病気を引き起こす、
圧倒的に悪害となる成分です。
日本以外の先進国は使用の制限を法的に敷いていて、
20世紀における最大最悪の発明はトランス脂肪酸であるという言葉があるくらいです。
しかし日本は乳製品と同様、
利益優先にトランス脂肪酸に何の規制もかけていません。
摂取量は他国と比べて少ないから、
という言い分しか書きません。
日本は致死量に至らなければ毒を販売しても構わない、
という国です。
それは農薬や食品添加物、環境ホルモン、放射性物質、工業製軽重金属などにも該当し、
私たちの身体には気が付かないところで大量の毒が入ってきています。
そもそも致死量でなければ問題ないという言い分を許す日本人もどうかしています。
何が毒かを知らない人は余りにも多く、
それに対する見解を自身で考えないような教育を施す学校にも大きな問題があります。
トランス脂肪酸の放置はその代表的な愚行で、
おそらく乳製品と並んでかなりのトランス脂肪酸が体内に含まれているでしょう。
摂取量が少ないという調整も、
そもそも調理においてトランス脂肪酸に変化した分は含まれていません。
トランス脂肪酸の含有量が極端に多い商品の使用量だけを見ているのです。
トランス脂肪酸と表記していても、
正確には脂質ではありません。
似ているだけで別物、むしろ成分としてはプラスチックと同じです。
この事実すら決して公に国も専門機関も認めませんが、
逃げ道は常に摂取量は少ないから、です。
酒類やタバコは摂取している人間は皆、
身体に悪いということを自覚しています。
稀に赤ワインは身体に良いなどと勘違いしている人もいますが、
少なくとも身体にプラスはないと自覚しているでしょう。
しかし、トランス脂肪酸については知識がないため
マーガリンは植物性だから身体に良いと思っている人は多い。
無知を利用して企業もトランス脂肪酸を大量に使用して、
コストカットに勤しんでいます。
トランス脂肪酸の現状だけに触れても書き切れませんが、
とりあえずこのくらいにして明日からその危険性について触れてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました、また明日。
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