こんにちは、T.W_nicolです。
機能は乳たんぱくの弊害について触れました。
今日は乳糖についてです。
乳糖というのは聞きなれない栄養素かと思いますが、
乳製品に多く含まれている二糖類の一種です。
母乳にも含まれていて、乳児の主な栄養源ということですね。
どの生物も同じですが、特に哺乳類は乳児期に必要な栄養素、
というのがある程度決まっています。
人間ももちろん同じで、特に乳児期は母乳に含まれている栄養素が非常に大切です。
しかし成長と共に腸内環境が変化していき、
幼児期になれば母乳ではなく通常の食事から栄養素を摂取できるようになります。
個人差はあれど、世界平均で見ても母乳期間は2歳から4歳までですね。
人間の腸内細菌も成長と共に変化して、
母乳に多く含まれる乳糖を代謝する細菌も、
そして酵素も失われてしまいます。
ですから、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする方がいるかと思いますが、
それは乳糖を代謝できないから異物として処理しようとするからです。
実はそれは本来の反応で、
人間は乳製品を摂るとお腹を下すのが普通なのです。
幸いなことに私もそうなのですが、
それでも幼少期は気にせずに飲んでいました。。。
お腹が下すのは自然の反応ですから、
それは乳製品を摂取しない方が良いということに他なりません。
特に日本人は古代から乳製品など取らずに生活してきた民族ですから、
他の国の民族とは腸内フローラが根本的に違うのです。
牛乳を飲んでお腹を下してしまう方、
ぜひ乳製品を摂るのをやめてみて下さい。
身体には良いことがたくさん起こると思いますよ。
それでは今日はこの辺で。
明日は乳脂肪分について書いてみます。
ありがとうございました。
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