こんにちは、T.W_nicolです。
昨日は動物性たんぱく質を多く含む食材の、
脂質含有について触れました。
飽和脂肪酸というタイプは外部から摂取する必要がないタイプで、
鳥のささ身のように低脂肪と言われる肉類でもそれは含まれています。
今日は動物性たんぱく質と腸内環境について。
結論から言えば、動物性たんぱく質を多く含む食材は、
腸内環境を荒らします。
腸の病気を引き起こす原因の一つに、
肉、卵、乳製品があります。
これらを頻繁に摂取すれば、
常に腸内は傷ついていることになるでしょう。
私たちの腸、つまり小腸と大腸には無数の腸内細菌が住み着いています。
これはもちろんプラスのことであって、
腸内細菌と共生しなければ人間は生命を維持できません。
腸内細菌がゼロになることはないということです。
腸内細菌については今後詳しく触れますが、
動物性たんぱく質との兼ね合いで言えば、
腸内細菌は動物性たんぱく質が嫌いです。
残念ながら魚も同じことが言えます。
腸内細菌は食物繊維が大好きで、
短鎖脂肪酸は腸の栄養源で、特に大腸には有効に働きます。
私達の身体は母体で腸から造られるほどに腸は重要で、
特に免疫機能と密接に絡んでいます。
腸が荒れれば病気のリスクが上がりますが、
肌荒れやむくみ、睡眠障害や情緒不安定などの不定愁訴の原因でもあります。
腸が荒れることと腸内細菌バランスが乱れることはイコールで、
腸に合わせた生活をすることが健康習慣としての近道とも言えます。
肉、卵、乳製品は脂質との兼ね合いもあり、
腸内環境を劇的に荒らします。
腸のためにヨーグルトを食べている人には気の毒な事実ですが、
毎日ヨーグルトを食べている人の腸は汚い事が判っています。
ちなみにヨーグルトを食べて便秘が治ったというお声はよく聞きますが、
便秘状態が下痢に近づいただけの話で何も改善はしていません。
それだけ腸内が荒れているということです。
特に日本人は古来から高食物繊維の食性で生活していたため、
腸自体が欧米人に比べて長い傾向にあります。
結果として腸内細菌のバランスがよく、
免疫も高いため長寿で身体機能も高い人種でした。
白米の影響で江戸時代から変化はありましたが、
それでも腸の長い人種であることは変わりありません。
長い腸に、腸内に入ると腐敗しかしない肉、卵、乳製品が長く滞在すれば、
腸壁が傷つくことは容易に想像できますね。
乳製品は発酵しているものもありますが、
もともと乳製品はアルカリ性で、
腸内は酸性であることが望ましいため結果として腸を荒らします。
つまり、動物性たんぱく質を多く含む食材は腸に悪いということ。
野菜や海藻、キノコ類など高食物繊維食と一緒に摂れば賄えないこともないですが、
それでも積極的に食べて良いものではありません。
ここも知っているかいないで大きな差です。
腸を守るためにも、ぜひ認識を改めてほしいと思います。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
※YouTubeでも健康発信を行っています。
・ダイエットの基本習慣
・炭水化物の真常識
・油で病気を防ぐための基礎知識