こんにちは、T.W_nicolです。
前回は動物性たんぱく質と腸内細菌について書きました。
腸内細菌は動物性たんぱく質が嫌いですから、
肉、卵、乳製品を多く食べれば腸は荒れます。
腸内細菌は腸内で働く非常に優秀な存在で、
不要なものと必要なものを分けてくれています。
動物性たんぱく質や精製糖などは不要で、
ミネラルやビタミンなど必要なものを適切に吸収できるよう配分しています。
この精度は非常に高く、腸は脳よりも賢いことは有名です。
腸は母体で最初に造られるほど大切な臓器で、
脳とは異なり感情もなく気分で仕事の精度が変わることもありません。
例えば脳は身体に悪いと解っていても、
タバコは吸うし酒は飲むし甘いものを食べてしまいます。
それが精神衛生上必要な行為だとしても、
度が過ぎて取り返しがつかなくなった人は多いでしょう。
脳は文字通り洗脳されやすく、余計なことばかりしてしまうものです。
腸はそれがないということですね。
極論をいえば腸を優先とした生活をすることで心身の健康状態は良好に保たれます。
しかし現代人は味覚が狂わされているため、
味が濃い食品しか満足できなくなっているでしょう。
これもまた洗脳というものです。
腸内細菌と人間の共生は今の人類となる以前から始まっていますから、
腸内環境が悪くなる生活環境などあまり想定していないことでしょう。
ただでさえ現代は過剰な殺菌消毒の風潮があり、
添加物や環境ホルモンが腸内に入ってきてしまい、
服薬や飲酒、喫煙、精製糖や精製塩など、
腸内細菌が減ってしまう環境になっています。
私たちの免疫機能を維持するには腸が健全でなければなりません。
現代は健康意識が高まっていると言われてはいますが、
しかし決して健全な方法が叫ばれているわけではありません。
私も仕事上ダイエット指導をすることは多いですが、
しかし身体の不調や痛み、不定愁訴などを改善する手段として、
まず見るのが腸の健康状態です。
多くは食性による乱れが多いですが、
運動不足の人は腸も不健全です。
どんな栄養素を摂取していようとも、
運動不足や睡眠不足であれば腸は不健全でしょう。
これまで乳製品をはじめ動物性たんぱく質について書いてきましたが、
流行りの健康法で腸を荒らすのは問題かと思います。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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