こんにちは、T.W_nicolです。
昨日は高たんぱく食材のミネラルバランスについて書きました。
今日は高たんぱく食材に含まれる脂質について書いてみます。
炭水化物を減らした食生活は、
どうしても高たんぱく食材を多く摂取する傾向にあります。
肉、卵、乳製品は身体に良いと勘違いしている人は多いでしょう。
好きな人にとっては嬉しい食性というわけです。
高たんぱく食材の欠点は数多くありますが、
その一つに高脂質、低品質脂質食材が多いという事です。
つまり脂が多く質が悪いという事です。
肉にも卵にも乳製品にも、
飽和脂肪酸という脂質が多く含まれています。
これが問題なわけですね。
バターをイメージしていただければいいですが、
常温でも溶けない脂のことですね。
これが体内に頻繁に入ってくると、
血管に溜まり硬結を引き起こす可能性があるのは有名でしょう。
鳥のささ身など低脂質と言われる食材でも、
含まれている脂質のタイプは同じです。
飽和脂肪酸は私たちの身体の中で生成できるタイプですから、
そもそも摂取しなくても問題はありません。
自分の身体が自分のために生成した物質が最も適合します。
他の生き物の脂に頼る必要は、飽和脂肪酸はありません。
肉、卵、乳製品を一切摂らない日など、
多くの人はないでしょう。
むしろ毎食どれか食べている人も多いはず。
これでは飽和脂肪酸を摂り過ぎです。
外から摂るべき脂肪酸は別のタイプであって、
飽和脂肪酸の過剰摂取は血管系の病気を引き起こしますからね。
特に高温処理した高タンパク食材は発がん物質が多く発生します。
日本に欧米食が増えた結果大腸ガンの羅漢者が増えたのはこれが原因です。
乳製品も脂と乳たんぱくの影響で腸壁に穴が空き、
大腸ガンを誘発してしまいます。
つまり、肉、卵、乳製品を食べるメリットはないということ。
では魚はどうか。
魚貝類と括っても良いですが、
高たんぱく食材であることは同じです。
しかし含まれている脂が、
常温では液体の油です。
ここに大きな違いがあります。
油の毒性がほとんどないというのが魚貝類です。
ですから私は魚も貝も食べます。
それも出来る限り生のままか、
調理するにも蒸すか茹でるか煮るかです。
これらの調理法は発がん物質を生む可能性が低く、
トランス脂肪酸という悪性物質を生むことも少ないです。
こういう工夫をするだけでも体内に入ってくる毒を防げます。
たんぱく質が多く含まれていることは、
食材としてのメリットかと言われるとそうでもありません。
動物性たんぱく質はリスクが多く、
脂質という観点でもお勧めできません。
改めて見直してほしいと思います。
それでは今日はこの辺で。
明日は高たんぱく食材と腸内環境について書いてみます。
ありがとうございました。
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