こんにちは、T.W_nicolです。
前回まで多価不飽和脂肪酸の特性について書いてきました。
加熱していけない、そして体内で生成できないという特性です。
今日はオメガ6について具体的に書いてみます。
体内では生成できず、必ず食材から摂取しなければなりません。
オメガ6が多く含まれる食品はやはり油商品で、
サラダ油や紅花油、ごま油が代表的ですね。
植物性の食材に多く含まれていて、
生のまま食べれば適切な量を摂取できます。
含まれている油商品は加熱して使うことがほとんですから、
調理中に編成してしまいトランス脂肪酸を身体に入れる事になります。
ここが問題という事です。
そもそもオメガ6には、
細胞膜を硬化して形を成す、
血小板を凝集化して損傷部位の補正を促進する、
女性ホルモンのバランスを調整する、
といった働きがあります。
これらの働きは非常に重要で、
オメガ6なしに人間は生きていくことができません。
しかし、過剰に摂取するとどういう事になるでしょう。
主な過剰症は、
アトピー性皮膚炎、
喘息、
花粉症、
細胞のガン化、
血栓症、
といった重篤な症状にまで派生することもあります。
現代において罹患者が増えている病気ばかりです。
油の摂り方を間違えると病気に直結することは、
まだまだ知られていない事実だと思います。
動物性の脂質よりも、
確かに植物性の脂質の方が摂取において重要です。
しかしそれは摂取バランスと摂取方法を選定した場合の話。
むやみやたらに摂取していいわけではありません。
明日はオメガ3について書いてみますが、
双方の働きを比較して理解していただければ、
摂取について見直しやすくなるかと思います。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
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