こんにちは、T.W_nicolです。
今日はオメガ3について書いてみます。
オメガ6とは表裏一体の働きがあり、
多価不飽和脂肪としての特性は同じです。
やはり加熱してはいけないということ、
そして体内では生成できない必須脂肪酸であるということです。
しかしオメガ6よりも熱に弱く、
太陽や人工の紫外線でも酸化してしまいます。
オメガ3の商品のほとんどを選択しない方がいいのは、
言うなればこの『脆さ』が原因です。
商品の選択方法は後日触れますが、
今日はその役割について。
オメガ3の最大の働きは、
細胞を柔らかくし、
その働きを鎮静させることにあります。
対してオメガ6は細胞を硬くし、
そしてその働きを亢進させる働きがあります。
双方どちらも非常に大切な働きで、
絶対になくてはならない栄養素です。
オメガ3を代表する脂肪酸は、
α-リノレン酸、イ(エ)コサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)です。
それぞれ、
・α-リノレン酸:抗がん作用、血小板凝集の抑制、血圧の降下
・イ(エ)コサペンタエン酸(EPA):血液粘性の調整、赤血球の柔軟化、LDL調整
・ドコサヘキサエン酸(DHA):内臓脂肪燃焼、抗アレルギー作用、肝機能向上
などなど、
全く書ききれませんが、このような働きがあります。
オメガ6と反対の働きと言っていいのですが、
もちろんオメガ6が持つ働きも同様に不可欠です。
アレルギーというのは免疫反応の一つですから、
異物に対してアクションをしている証拠です。
痛みや痺れなどを誘発する物質を生成するために
オメガ6とオメガ3は使用されます。
その比率で痛みや痺れがより大きく出るかどうかが決まります。
オメガ6が多ければ痛みはより強く、
オメガ3が多ければ痛みは適度に現れるのです。
オメガ3は現代人にとって不足気味ですが、
そこには神経系の症状にも関与するからです。
書ききれないので、また明日に回しましょう。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
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