こんにちは、T.W_nicolです。
前回に引き続きトランス脂肪酸を含む食品についてです。
ちなみに食品と表記するのは、
手をつけていない食材には基本としてトランス脂肪酸は含まれていないからです。
食品は商品とも言い換えることができ、
企業利益が主眼に置かれた製品です。
つまり食べ物以上に売り物としての意義が強いため、
原価を安くしてくれるトランス脂肪酸は多用されてしまいます。
その恩恵にあやかっている商品の一つがカレーです。
カレーのルウは植物油脂が最も多く含まれた商品で、
原始的なスパイスから作られた本来のカレーとは異なります。
自宅で簡単できるルウから作るカレーは、
カレー風味の脂をご飯と一緒に食べているということです。
成分の主体が脂、という商品は多く、
日本で最も愛されていると言ってもいいカレーは、
実はカレー風味の脂という事実を知っている人は少ないでしょう。
似たような使用方法では、
アイスクリームがそれと言えるでしょう。
乳脂肪分や製法で表記は異なりますが、
クリーム系のアイスの主成分は乳脂肪とトランス脂肪酸です。
あれも甘い脂を食べていると同じです。
お菓子ですから身体に良い悪いなど議論になりませんが、
有名なメーカー品ほど脂質量が多いでしょう。
トランス脂肪酸をこういう形で使用するのは、
保存性が高い以外に依存性が高いことが挙げられます。
舌触りの良さを生み、味覚を狂わせて、
食べずにはいられない状況を作るためにも、
トランス脂肪酸は欠かせないということです。
カレーもアイスクリームも食べない家庭などほぼないでしょう。
明日は残りのトランス脂肪酸が体内に入る食品を挙げますが、
完全に防ぐことなど不可能に近いのが現代社会ということです。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました、また明日。
※YouTubeでも健康発信を行っています。
・ダイエットの基本習慣
・炭水化物の真常識
・油で病気を防ぐための基礎知識
・腸内環境の整え方