こんにちは、T.W_nicolです。
この二週間ほど睡眠の話を書いてきました。
一般的に言われている内容とは異なる観点で考察すると、
私も書きながら睡眠障害を抱えている人たちの生活習慣を
具体的にイメージすることができます。
人間の身体は常に合理的ですから、
生き方がそのまま健康状態に現れます。
一日の1/4から1/3を睡眠に費やすには理由があります。
その時間数は哺乳類の中でも特段長くも短くもありません。
脳が他の生き物よりも大きく進化している人間ですが、
しかしだからと言って睡眠時間を
より長く取らなければならないということではないのです。
人間のような雑食の哺乳類も、
肉食動物も草食動物も関係ありません。
それぞれの進化の過程で適切な睡眠時間がある。
ですから長さの問題ではありません。
脳を回復させる機能を果たしているか。
記憶を整理する機能を果たしているか。
肉体を修復する機能を果たしているか。
これらの機能が果たせていれば、
何時間だろうと睡眠は適切です。
時間が短いことを嘆く必要はないということです。
そして睡眠回数も一つの観点です。
哺乳類のほとんどは一回で全ての睡眠を完結させていません。
一日に数回に分けて寝ているのです。
人間も乳児がそうですね。
では成人は数回に分けて寝るのは不自然でしょうか。
昼寝で数時間寝てしまうのは問題でしょうか。
そんなことはありません。
昼の時間、12:00〜15:00には成長ホルモンの分泌量が増えます。
回復のためのホルモンですから、睡眠作用が強く出るということ。
昼食後に昼寝をすることは、プラスの効果が非常に強いのです。
そこでしっかり寝ているのであれば、
夜の睡眠時間が短いことはなんの問題もありません。
それも理解しておくことですね。
この気構えがないと、昼寝は悪いものだ。
夜の時間こそが睡眠の時間だ、と勘違いしてしまい、
夜の睡眠時に余計に緊張が生まれて眠れなくなります。
昼寝は堂々としましょう。
それでも疲労とストレスのバランスが適切なら、
夜も適切な睡眠を取ることが出来ます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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