こんにちは、T.W_nicolです。
フィットネス業界で働く上で、
社長・経営者、営業部長、店舗責任者、現場責任者、
くらいの役職以外は特に必要ありません。
それぞれの役職を取り巻く社員が細かい役割分担のためにいれば、
いかに大きな組織といえど大枠の運営は進みます。
そこで細かい役職をつけてしまえば無駄な仕事が増えるだけです。
モノではなくコトの提供を本懐とするフィットネス業界では、
全てが人を介して商品が提供されます。
接客やセールスなどを専門で研修する人間がいても、
その人間が現場に先陣切って立たないのであれば無駄です。
誰よりも接客をするから研修を担当できるし、
誰よりもセールスをするから研修を担当できるわけですね。
研修担当という役職ほど無意味なものはありません。
研修しかしない人間は必ず現場の流れを見逃します。
現場に出続けた上で、更にそれぞれの特性を体系化する知識と思考力、
そしてそれを人に伝える伝道力が備わっていてこその研修です。
それが出来る人間は、もともと学が低いフィットネス業界にはいないでしょう。
フィットネス業界では役職が少ない方が運営は上手くいきます。
人が多ければ確かに多くの業態を一つの組織で展開できるでしょうが、
しかし役職となると話は別です。
この役職があるならこの業務も行う、という発想になります。
それが本当に必要な業務なら問題はありませんが、
役職があるならやっておこう程度の業務であることがほとんど。
そしてそれらがお客様には直接関係がないことばかりなのです。
年齢を重ねると現場で価値を提供することができなくなる、
と考える人がほとんどでしょう。
それがそもそもの間違いなのですが、
現場で価値提供が出来なくなった人間が、
なぜ裏方に回ったら価値が提供できるのか。
あまりにも安易に役職と役割を変える業界です。
年齢を重ねても現場で提供できる価値を創造する。
価値は提供だけでなく創造し、革新するもの。
組織としても個人としても、この発想が大切です。
コロナでフィットネスクラブは危険な場所だと矢面に立たされましたから、
これからの顧客創造は非常に困難でしょう。
個人で顧客創造をする時代です。
組織の力は弱い。
個人と組織の掛け合わせの時代と思っています。
明日は役職と役割の掛け合わせを考えてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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